Kiyoshige Aiichirou

清重 愛一郎

シン・マーケ株式会社 代表取締役社長 / 代表マーケター http://shin-marketing.co.jp/

略歴

事業マーケター歴15年。株式会社ビズリーチM&A事業部のマーケティング責任者兼SEO責任者としてtoBリード獲得ギネス(前年比158%)を達成し、ビジョナル・インキュベーションFY21全社MVPを受賞。SEM(リスティング広告・リマーケティング広告)・SEO・オフラインDMまで幅広くカバー可能。2022年9月よりシン・マーケ株式会社を創業し、主にベンチャー・スタートアップ企業様のSEO、マーケ支援をしている。(支援例:大手求人サイトSEO責任者・上場企業SaaSオウンドメディアCVR改善・HRTechベンチャーマーケ顧問等)

現在の仕事についた経緯

マーケティングに興味を持ったのは高校生のときです。当時お世話になっていた吹奏楽部の顧問の先生から「うちの部活が検索上位にあがるようなWebサイトを作ってほしい」とお願いされて、SEOを独学で学び始めたことがきっかけです。
ちなみにそのときに作ったサイトは、ちゃんと上位表示されました。そこからWeb制作にハマって、大学生になってからはアフィリエイトサイトでお小遣い稼ぎをしていました。
根っからのインターネットオタクなんです。そのまま新卒でもマーケティングの道を選び、以来15年間、事業会社でSEOマーケターとして従事し、独立しました。

仕事へのこだわり

完了するまで誰よりもやり抜くことです。例えば前職では、M&Aのオウンドメディアをやり抜きました。
SEO責任者として担当することになり、まずはM&Aの専門書籍を10冊ぐらい買ってきてひたすら読みながら自分でSEO記事を書いていきました。その中で分からないことがあれば、社内のコンサルタントに聞いたり、現場感が足りないと思った時には、オーナー経営者様や金融機関様、税理士法人様に直接会いに行き、生の情報を取りにいきました。TACにも通って簿記の資格も取りました。その成果もあって、約2年間でM&A業界でもナンバーワンのオウンドメディアとなることができ、MVPを取らせていただきました。
基本的には、業界の誰よりもマーケターとしてやり抜けば、その業界で一番の質とコストパフォーマンスで集客が実現できると考えています。もし取り組み方が中途半端であると、失敗した時に、やり方が悪かったのか、施策自体が悪いのか判断がつきません。だから常にマーケティングの施策は全力でやり抜いています。

若者へのメッセージ

これから若い方が人生を豊かにするキャリアを歩むために「普遍性」と「希少性」のふたつを意識すると良いと思います。
普遍性とは、場所や時代が変わっても通用する、普遍的なスキルを持っていること。僕の場合はSEOやマーケティングのスキルですね。
そして希少性とは、どのくらい市場から評価していただけているかどうかです。たとえば、高レベルのスキルを持っていると言っても、それが日本に何百万人もいるようなものだったら供給過多で思うような評価を受けられないかもしれません。でも、同じスキルでもかけあわせ次第で「希少性の高いスキル」とみなされて、高く評価いただけるようになります。
僕の場合だと、マーケティング×新規事業×BtoBとか。それぞれの分野に強い人は大勢いても、この3つをすべてできる人はそんなにいないと思うんです。
ただ、普遍性も希少性も自分で評価するものではなく、その時々の市場が評価するものです。だから定期的に「普遍性」と「希少性」を他人からチェックしてもらう機会を設けると良いと思います。
上司からのFBだったり、転職でもいいです。他社からFBしてもらうことが大切だと思います。これらのかけ合わせを意識すれば、キャリアの大きな後押しになってくれるはずです。