Kataoka Tetsuya

片岡 哲也

一般社団法人セラピストフォーライフ 会長 https://therafor.com/

略歴

10代で極度の対人恐怖症になり、親の顔も見れなくなる。小中高では学校一の恥ずかしがり屋。大学生時代はアルバイト経験数40回以上で、10代の頃の反動でやんちゃをして、クビが14回、女性にフラれた回数40回以上。理学療法士の養成校では創設以来の最低な成績を取ったが、奇跡的に理学療法士になる。就職後はドラマに出てきそうなほど特殊な職場を転々とし、減俸2回、リストラ2回、詐欺で1000万円失うなど、挫折を多く経験してきた。その後2000万円近くを自己啓発に使い、30代でリハビリ関連のセミナー教育会社、セラピストフォーライフ代表として独立。リハビリ業界一の充実したサービス、NO1のセミナー数を誇る教育団体に成長している。

現在の仕事についた経緯

大学生の時、周りに迷惑をかけながら生きていた自分に嫌気がさしていました。その当時、父が持ってきてくれた理学療法士のパンフレットがきっかけで、人の役に立つ仕事がしたいと思いました。
理学療法士として14年働いた後、1対1ではなく多くの良いセラピストを育成するという形で、より大きな社会貢献をするためのセミナー事業をしています。

仕事へのこだわり

リハビリ業界には、セミナーや研修会の事業を、金儲けの手段と捉えてセミナー主催をする人達が多くいます。しかしセラピストフォーライフは、完全に受講生ファーストです。本当にセラピストが成長できる仕組み創りを目指している数少ない団体だと思っています。今では私達の本気度が受講生にも講師にも伝わったのか、多くの方に選んでいただけるようになりました。本当にありがたいことだと思っています。
私達には絶対に譲れないルールがあります。いくら有名な講師であろうと、いくら集客ができる講師であろうと、セラピストのためにならないと感じれば、二度と次の研修会で再依頼することはありません。他の団体が手間がかかりすぎてやらないことも、セラピストのためと思えばやるようにしています。つまり、私達にはセラピストのためになることしかなく、セラピストのためにならないことは絶対にしないという信念を持っています。そこの想いだけはブレずにやってきたと思っています。それが私達の誇りです。
セラピストフォーライフという名前は、「クライアントやセラピスト自身の人生を良い方向に変えるセラピストに育って欲しい」という意味を込めてあります。私達セラピストフォーライフは、理学療法士や作業療法士などのセラピストが、仕事が楽しい、人の役に立てたという喜びを感じるお手伝いをすることが使命だと考えています。この想いが、これからも変わることはありません。ここからブレたら私達の存在意義そのものが無くなるからです。

若者へのメッセージ

成功には「幸せな成功」と「不幸せな成功」があります。私は理学療法士、作業療法士、柔道整復師、鍼灸師のなどのセラピストを対象としたセミナーを開催し、ある程度の成果を出せたと思っていますが、どの分野であろうと並外れた結果を出すために必要なことは同じだと思っています。
ただ金儲けをするだけなら、それほど難しくはありません。魂を売れば、いくらでも金儲けが可能です。しかし、それでは幸せを感じながら生きることはできません。自分にとって何が正しく、楽しいことなのか、自分の心が良く分かっているからです。
自分の良心に反して幸せな人生を送ることができないのが人間の本質だと思っています。だからこそ、自分の心に何が正しいのか、また何が楽しいのかを度々問いかけ、ブレない生き方をすることが大切です。
良心に従い「王道」を進む覚悟をしたのなら、どの分野であろうと幸せに成功することが可能だと思っています。世の中にはおいしい話をする人がたくさんいますが、騙されてはいけません。結局は王道こそが、幸せな人生を生きるための唯一の道です。
お金をたくさん得たとしても、不幸では意味がないのです。幸せな人生を送るために、どんな仕事をするかは問題ではありません。どんな生き方をすれば自分自身を誇れるのか。それが全てです。