鳥取県立米子東高等学校卒業後、渋谷区のビル管理会社に就職。その後、神奈川県の不動産会社で約10年、某大手生保、損保会社で計約7年営業職を経験し、2007年に現在の日本住宅災害調査センターを創立。法人化に伴い、2012年に株式会社WINSを設立し現在に至る。
略歴
現在の仕事についた経緯
不動産と保険の両方の業界を経験してきた中で、特に火災保険の風災特約に着目し、築15年以上の一戸建てにお住まいの方なら、ほぼ全ての方が保険金を受け取れる可能性があることを把握しました。
結果、住宅の屋根などに発生している所有者も気付いていない損傷箇所を無料で調査、発見し、保険申請サポート、修繕工事までをワンストップで行うというサービスをスタートさせました。
お客様は無料で屋根などのメンテナンスができ、またお客様を口コミでご紹介頂くことで、紹介者の方にも報酬が発生するという、正に関係者が全員WIN-WINになれる事業を展開したいと考え、今日に至っております。
仕事へのこだわり
新人時代はやはり、先輩のご指導に沿って取り組むのが基本ですが、一通り把握ができた段階で、自分が心から納得でき、無理せずにできる形にアレンジすることが多かったです。
サラリーマン時代のほとんどは営業でしたが、私は口達者とは真逆のタイプでして、話す速度もかなりゆっくり目であると思います。そこで勝負するとしたら、誠実さでカバーするしかないと思い、ありのままのリラックスした気分で接客するように心がけました。
スタイルとしては自分を飾ったり、大きく見せようとはせず、営業なのですが、決して営業色を出さないように工夫しました。私から購入したお客様から「この人は本当に販売する気があるのかと思いました」と何度か言われたくらいです。
どんな仕事でも自分を含め、みんなが喜べるもの、ハッピーなものでないと続かないのは当然ですので、私に出会えてラッキーだったと思っていただけるように意識しました。
そんな中、サラリーマン時代の目標の1つに、40代までに脱サラしたいというものがありました。サラリーマンの良さはたくさんありましたが、プライベートも含め、あらゆることを自分のペースで行いたい気持ちが強まり、老後も続けられる仕事を模索していました。
どのように社会貢献できるのかを考えた結果、これまで経験して来た不動産と保険の知識が活かせるビジネスが思い浮かびました。
そこで誕生したのが、現在代表を務める日本住宅災害調査センターです。
スタートした当初はクリアーすべき問題が山積していましたが、改善を重ね続けた結果、多くのお客様や紹介者の方より、沢山のお喜びの声をいただいております。
若者へのメッセージ
今は情報が氾濫する社会となっています。
情報を鵜呑みにすると、情報発信者の意図することに踊らされ、自分の大切な時間やお金が奪われることが多いので、情報の本質を見抜く習慣を身につけましょう。
本当に自分がやりたいことや、自分にとって必要なものは何なのかを明確にすることで、簡単には情報に振り回されなくなります。
憧れの自分の姿を遠慮なく思いっきり描いてみましょう。自分には無理とは考えずに、なりたい理想の姿を描き続け、そのために必要なことを誰よりもとことん追求するのです。
自分にとって心地いい生活環境を作り、そこをベースとしながらも、なりたい自分を目指すために鍛錬するということです。そのようにしていると、自分にとって必要な人や情報が自動的に集まってきます。
これからの時代、仮に厳しさが増したとしても、こうした生き方を身につけていれば、社会の荒波に揉まれることなく、悠々と乗り越えていくことができるでしょう。