Kito Kazuhide

鬼頭和秀

ウエストユニティス株式会社 代表取締役社長 https://www.westunitis.co.jp/

現在の仕事についた経緯

前職はアンドロイドのテレビを作っていたメーカーで勤めておりました。そこから新規事業という事でVRの映像配信の立ち上げをやっていました。
VRはヘッドセットをかぶって、バーチャル空間に行くというようなものなのですが、映像配信をやっている中でスマートグラスというものを見つけました。
そういったものにもチャレンジしたいなという思いがあり、その時たまたまご縁があって、今の会社に転職しました。その時はソフトウエアの開発責任者という形でしたが、2年ほどで取締役になり、そこから代表になりました。

仕事へのこだわり

スマートグラスはまだまだ世間に浸透していないため、使っている人の立場でなるべく物を考えるようにしています。スマートフォンなどと違って、少し言えばだいたい何ができるか分かるようなものではないので、そこは丁寧に、お客さんが分かるように、分かるような言葉で伝えるようにといつも意識しています。
今のお客様は製造業や、保守メンテナンスをやっているような業態です。スマートグラスでできる機能として、遠隔地からビデオ通話をするような機能があります。スマートグラスを付けると両手を空けた状態で会話したり、自分の見ている目線の映像を相手に送ったりできるので、作業をしながら遠隔にいる人から支援を受けられるようなことができます。

今後の目標

いわゆる現場の作業者の人たちの業務を改革していきたいです。
さまざまなところで保守メンテナンスを街中でやっていると思いますが、そういった人たちがみんなスマートグラスを付けて作業をしているような状況を目指したいですね。
そうすれば「スマートグラスってこういう所で使われるものなんだ」と、みんな認識すると思います。

若者へのメッセージ

特にITに関わっている人たちで言うと、さまざまな所に目を向けて、業務以外にもトライするという事を若い間にやっておかないと、スキルアップをする時に急にやるのは難しいと思います。その積み上げが非常に大事ですね。
今は少し検索すれば動画や色んな情報が出て来るので、さまざまなところに目を向けてトライして、自分で失敗を繰り返して欲しいです。
若いうちに経験を積んでおいて、新しい課題がきてもすぐ解決できるような力、基礎力みたいなところを身に付けるイメージですね。