Miyatake Isao

宮武 勲

行政書士宮武事務所 代表行政書士 https://souzoku-soudan1.com/

略歴

1976年(昭和51年)生まれ。香川県三豊市の田舎育ち。慶応義塾大学卒業。
陸上自衛隊に入隊し、幹部自衛官として長く勤務し、戦車中隊長、防衛省中枢での勤務。フィリピンでの台風被害に伴う災害派遣、外務省への出向等を経験。1等陸佐(大佐に相当)で退官。
その後、第二の故郷である東京の中野において行政書士事務所を開業。相続遺言を専門として、ご不安・お悩みを抱える方々のお役に少しでも立てるよう取組み中。

現在の仕事についた経緯

行政書士とは、官公署への手続きや、遺産分割協議書や契約書等の作成・相談を業務とする国家資格の専門家です。法律に基づく書類作成・相談のプロフェッショナルであり、「頼れる街の法律家」とも言われます。
私は行政書士になる前は、自衛官として長く勤務していました。「人の役に立ちたい」というのが自衛官になった理由でした。
その私が行政書士になろうと決意したのは、行政書士は直接お客様にお会いして、生活の中の身近なお困り事やお悩みを解決できる仕事であるため、「人の役に立っていることをもっと実感できるのでは」と思ったことが一番の理由です。
皆様の身近な問題を解決し、地域の方々のお役に立てる「地に足の着いた仕事」である行政書士に、やり甲斐と魅力を感じています。

仕事へのこだわり

行政書士は様々な業務を行うことができ、行政書士によって得意分野も異なりますが、私は相続遺言を専門分野にしています。相続遺言を専門分野にしようと思ったのは、私自身の父親が亡くなったときの経験が大きく影響しています。
父親が亡くなったとき、香川の実家で父と一緒に暮らしていた母が、葬儀や相続の手続き等をほぼ一人で全てやっていました。当時、私は実家を離れて東京に住んでいたため、葬儀の手配や相続の手続き等で十分には母を手助けすることができませんでした。
父が亡くなって、誰よりも深い悲しみの底にある母が、涙を流すことなく気丈に振舞っている姿を目の当たりし、「なぜ深い悲しみにある人自らが葬儀や相続など大変な手続きをやらなければならないのか。深い悲しみにある方にはゆっくり休んでもらうべきではないのか。」と強い疑問を感じたのを今も覚えています。
その後、行政書士が扱える業務として相続遺言があることを知り、母のように大切な方を失った方のご負担を少しでも和らげたい、支えになりたいと思い、相続遺言を専門分野とすることを決意した次第です。

「初めての相続で、何からやっていいか分からない」、「家族が亡くなったことが悲しくて、相続手続きまで考える余裕がない」、「相続手続きをする時間がない」、「遺言を書くかどうか悩んでいる」等のお悩み・ご不安を抱える方に対し、私がお話をお伺いし、ご家族に代わって手続きをしたり、必要なサポートをしたりすることによって、皆様のご不安・ご負担を少しでも和らげたいと考えています。
それらの活動を通じて、地域の方々のお役に立ち、ひいては社会に貢献できればと思っています。

若者へのメッセージ

まだまだ自分は若輩者で、人様にアドバイスできるような立場ではありませんが、自分が日頃から心がけていることをご紹介したいと思います。

①トライアンドエラー
何事も予想通りに行くとは限りません。失敗を過度に恐れず、まずやってみて、必要な修正をしていくことが大事だと考えています。たとえ失敗しても、失敗したという経験を得ることができます。

②計画的な行動
無計画で闇雲に行動していたのでは、労力・時間・費用等を浪費し、また周囲のペースに巻き込まれます。効率・効果的に物事を進めるため、目標に基づく計画を立て、進捗管理していくことが大事だと考えています。

③クイックレスポンス
仕事においては、相手との信頼関係が不可欠です。信頼関係の構築には、約束を守ることは当然のこと、クイックレスポンスも重要だと考えています。速やかな反応により、相手にも誠実さが伝わると考えています。自分にとっても、仕事が溜まらないという効果もあります。

④ワークライフバランス
仕事だけではストレスが蓄積し、良いパフォーマンスを発揮できない恐れがあります。多少無理してでも、趣味や気分転換をすることは必要かと思います。