Kawase Tomoko

川瀬 朋子

ブルーミング・コーチングスクール 代表 https://blooming-coach.com/

略歴

東京大学文学部卒業。大手小売企業に新卒入社し、16年間勤務。経営企画や財務を歴任しつつ、出産を2度経験。30代半ばに中小企業診断士とプロコーチの資格を取り、企業の支援やコーチングの領域で活躍中。7歳・0歳の二女の母。

現在の仕事についた経緯

35歳の頃、中小企業診断士の先輩の中にプロコーチをやっている方がいて、偶然体験セッションを受けさせていただきました。その時、「コーチングって何て面白いんだろう!」と感動したのです。
30代半ばは、自分のこれからのライフスタイルをどうしていこうか悩んでいた時期でした。会社では新規事業開発部門に配属され、めまぐるしいスピード感についていけず、精神的に参ってしまったことも。「このままではいけない。今の状態から脱出しなくては」と、もがき苦しんでいました。
そのとき、自分はこれから何を大切に生きていきたいんだろうと真剣に考え、「自分や周りの人が強みをいかして成長し、キラキラ輝きながら生きることに貢献する」ということをライフワークにしようと決めたのです。そして、それを実現するための学びとして最適だったのがコーチングだったため、株式会社アナザーヒストリーのプロコーチ養成スクールで本格的に学び始めたのがきっかけです。

仕事へのこだわり

仕事のこだわりのまず1つ目は「コ・デザイン」という考え方をベースにしていることです。コ・デザインとは、使い手と共にデザインを作っていくという、デザイン業界の手法の一つです。
私のコーチングスクールのプログラムは、毎回同じ内容・同じ手法でやっていくのではなく、受講生の理解度・進捗度や意見を反映しながら、毎回改善を加えています。これによって、受講生にとってもより満足度が高く、スクール側にとっても大きな学びが得られる仕組みを作っています。

2つ目のこだわりは、クラス当日に受講生が必ずスキルアップできるような場を作ることです。クラスでは講義に割く時間はほぼなく、ペアワークをたくさん行います。ワークもやりっぱなしではなく、受講生同士で意見交換を行い、講師がフィードバックする時間を重視しています。一方で、講義部分は動画で空き時間に学んでもらう仕組みを作っています。
私たちのスクールには、仕事や子育てに忙しいワーキングマザー、ワーキングファーザーが来てくれます。だからこそ、短時間で効率的に「その場でスキルアップ」を追求しています。

3つ目のこだわりは、最高のチームワークです。アドラー心理学に「ヨコの関係」という概念があります。誰もが上下関係なく、対等な存在として尊重しあうというものです。
私たちのスクールでは、スクールの運営メンバーはもちろんのこと、受講生の方々とも、ヨコの関係でお互いに応援し合える関係でいたいと思っています。
私は、受講生の方は「生徒さん」や「お客様」ではなくて、一緒にコーチングの旅をする仲間だと捉えています。私はコーチングの旅のガイド役として、一人ひとりがかけがえのない体験をし、素晴らしい景色に出会えるようにサポートしたいと考えています。そして旅仲間同士、気の置けないヨコの関係で勇気づけあえるチームにしていきたいです。だからこそ、理想のチームワークをいつも考え、心理的に安心な場づくりを心がけています。

若者へのメッセージ

あなたが成し遂げたい夢は、きっと素晴らしいものです。また、なかなか夢が描けなかったり、自分の生き方に自信が持てなかったりする人でも、こんなことを大切に生きていきたいという価値観を見つけることはできると思います。
コーチングでは、いつも未来を基準にして考えます。理想の未来のイメージを描き、そこに向けて一歩でも近づくためには、どうすればいいのかを考えるのです。
その一歩は、大きな一歩でなくてもOKです。どんなに小さな一歩でも価値があります。人と比べる必要はありません。マイペースでOK!ぜひ、何か行動してみて「うまくいったら、もっとやる。うまくいかなかったら、別のやり方をやる」という、シンプルな方法を試してみてくださいね。
また、アドラー心理学には「失敗こそ最大の教師である」という考え方があります。失敗は、チャレンジにくっついてくるものです。一歩を踏み出さなければ、失敗は起こりませんし、私たちは、失敗からこそ多くのことを学ぶことができるのです。ですから、「失敗OK!ナイスチャレンジ!」と、失敗を祝福するといいと思います。
もしも夢を描きたいときや前に進みたいとき、誰かの力を借りてみたいと思ったら、いつでもご連絡くださいね。プロコーチとして全力で応援させていただきます!