Hasegawa Taichiro

長谷川 太一朗

株式会社HAPILY 代表取締役 https://hapily-inc.com/

略歴

大学卒業後、Web広告関連のITベンチャー企業にエンジニアとして新卒入社。
その後は同社で新規プロジェクトチームのチームリーダー、既存プロダクトのプロダクトマネージャーを経験。
学生時代の経験は家族の支えがあり成し遂げられたことで、とても貴重なことだと感じ、「もっと世の中の家族を幸せにしたい」という想いのもと、株式会社HAPILY(旧・合同会社HAPILY)を設立。

現在の仕事についた経緯

「もっと一人ひとりの人生に意味を持たせたい。」と思ったことがきっかけです。

学生時代、私は大学進学や留学などの「やりたいこと」をするために親から金銭的援助を受けることがあまりできず、当時から自分の目的を達成するためには自ら稼ぐ必要がありました。
ただ、私にとってそれは全く苦しくありませんでした。「やりたいことをやりたい」という目的があったからです。
この「目的を常に持ち続け、そのためにお金を稼ぐこと」が私にとってとても良い経験となりました。

社会人となり、「自立」した状態は、「目的指向性」と「自己責任性」を持つということだと理解しました。
その時に、はっきりと「もっと一人ひとりの人生に意味を持たせたい。」と思うようになったことを覚えています。

皆が「自立」した人間になることにより、間接的に関わっている家族、友人、その他様々な人たちが幸せになる「HAPPY Family」な世の中になると信じています。
私はそういった世の中を作りたいと思い、HAPILYを立ち上げました。

仕事へのこだわり

「悩んだらとりあえずやってみる」
学生時代から常にやりたいことを持つようにしていましたが、「漠然としたものや本当に続けていくことができることなのかはわからない。」そんな状態になることがほとんどでした。
「留学に行きたい!」「ベンチャー企業に勤めてスキルを磨きたい!」とやりたいことは持っていたのですが、「留学に行って自分がどういう状態になりたいのか?」「ベンチャーに入って何を目指すのか?」は明確には持っていませんでした。
しかし、実際に留学に行って、そこで出会ったメキシコ人のエンジニアのようになりたいと思うようになりました。それからは、新卒でベンチャー企業に入って自分で商品を作り、その商品を自分で売る力をつけることができました。
これは仕事を始めてからも同じで、悩んだらとりあえずやってみて、「やってみたら何か得るものがあるかもしれない。」そう思って仕事に取り組んでいます。

「一つひとつのやったこと・やることの目的を考える」
仕事を行なう上では、全て自分のやりたいことで仕事ができるわけではありません。
時には周囲が面倒と思うこと、非効率な業務などを行う必要があるかと思います。
私は、ただこなすだけではモチベーションも下がり、もったいないと感じております。
例えば、非効率な業務や面倒な業務は実際にやってみなければ業務を効率化することができないですし、今後、業務を効率化する目的のために今やるんだ。と決めてやってみるのがいいかと思います。

「大小関係なく自分のやりたいことを常に掲げる」
どんなに小さくても、今すぐできなくても、常にやりたいことを掲げるようにしています。
例えば、「留学に行きたい」「エンジニアになりたい」など、なれるかわからないことでも常に掲げるようにしておりました。
まだまだ達成できていないものもありますが、やりたいことを掲げることでどんどん近づいているように思います。
私は「年収を1億円にしたい」「総理大臣になりたい」という周囲から無茶だと思われることも掲げれば近づくことができると思います。恥ずかしがらずなんでも掲げることは大事なことだと思っています。
そして今まで私は、「自分のやりたいこと・こうなりたいこと」を中心に考えることが多かったのですが、これからはHAPILYで「人のやりたいこと・こうなりたいこと」を支援できるように尽力していきます。

若者へのメッセージ

やりたいことがあるのならとことん貪欲になるべきだと思います。
もちろんやりたいことの全てを達成できるとは限りません。ただ、貪欲になることで新たなやりたいことが見つかったり、手伝ってくれる人が現れたりします。
そして今やっていることを無駄なことと捉えずに、まずはやってみて目的を考えてみる。それが将来のやりたいことに繋がると私は信じております。

人生は一度きりで今の時間も一回きりです。
もちろん苦しい時や悔しい時、他人と比べてしまう時も経験すると思います。
ただ、全てのことは自分自身にとっての大事な目的があり、無駄ではないことを自分自身で証明して欲しいなと思います。
そうすることでどんな状況でも乗り越えていくことができ、人生を楽しむことができると思います。