Miho Masashi

三保 将司

株式会社&ath 代表取締役社長 https://and-ath.com/

略歴

新規事業創造×コンサルティングの独立系コンサルティングファームにて、セールス、事業創造、アライアンス構築等の業務に約3年間従事。その後独立し、2020年株式会社&athを設立。学生・社会人での自身のスポーツ経験とメガバンクでの営業経験、コンサルティング業界でのカスタマーインサイト経験を通じ、スポーツの力で人間関係に感動をもたらす事業の構築を目指す。

現在の仕事についた経緯

実業家だった父を見て育ち、いつか自分も独立し起業したいと思っていました。しかし父の事業はそう順風満帆ではなく、苦労の連続でした。
そんな父はスポーツが好きでした。父が6年前に残した遺言には「スポーツには嘘がない。」と書いてあり、仕事で手痛い裏切りにあい、苦労した父が残したその言葉はすごく重く感じたのを覚えています。“父が愛したスポーツで何か事業を起こしたい”そう思いました。
その頃、銀行を退職した後に勤めたコンサルファームは新規事業にも積極的でした。そこで、スポーツに関する事業を企画しました。ですが組織改変もあり企画は一旦ストップ。その際、自分のキャリアを見つめ直し、独立してその企画を進めることにしました。

仕事へのこだわり

1.縁に感謝
仕事ってひょんなご縁から生まれたりします。僕の強みは周りの人間に恵まれていること。「三保くんといると楽しい」「元気になる」そう言ってもらえることが多いんです。これは自分の強みだと思っています。人は面白いところに集まる。そしてご縁がまた広がり、そこでより面白いものを生み出し、世の中に届けていきたいと思います。

2.目標を常に口にすること
言霊って実際にあると思っていて、口に出すことで現実もそうなっていくものだと思っています。ネガティブなことを口にすればネガティブに、逆にポジティブなことを口にすれば何事もポジティブに働きます。働いていると次々目標が出てきます。小さい目標も、大きい目標も口に出して発言することで“自分に暗示を懸ける”、“周りに宣言してしまう”ようにしています。

3.なんとかする能力
例えばトラブルが起こったときに解決する、困難な状況にあってもそれをひっくり返して良い状態に持っていくこと。これを僕は“なんとかする能力”と呼んでいます。&athでの目標が定まっているからこそ、社長としてどんな困難にも向き合い、解決することができます。

4.社員を見ること
社員は会社の舵取りである社長のことをよく見ています。それと同じように僕も社員一人一人のことを見るように心がけています。「社員が今どんな気持ちで働いているのか」「社長として何ができるか」「何を目標に働いているのか、目指すものは何なのか」社員1人1人に目を向け関心を持つことで意思疎通が生まれます。そうした上で関係性を深め、働きやすい環境になればいいと思います。
&athの社員数は現在9人(2022年10月現在)です。今後より採用に力を入れてメンバーを増やしていく予定です。今後社員が50人、100人と増えていってもこの姿勢を大切にしていきます。

若者へのメッセージ

僕自身、親が事業に失敗したことで順風満帆な生活から経済的に困った過去があります。ですが、人生は人との出会いで本当に変わります。僕も人との関わりの中で何度も助けられ、変わってきました。なのでとにかく今がダメでも諦めないでほしいです。そして、とにかく楽しくやること。できる出来ないではなく、こうありたい・こうなりたいという姿を想像することです。
お祭りを想像してください。楽しいところに人が集まり、そこから縁が生まれる。そこからビジネスが始まり、お金が生まれる。そこで自分の役割や自分の成果ができて、達成した自分が誇らしい。それがまた楽しさになって、自信にもなる。しょんぼり寂しくいるより、まず何事も楽しくやる。そうすれば夢が正夢になります。
素直に、物事を真正面から受け止められる人間でいることで社会の先輩たちからの応援を受けられます。人は1人では何もできないので、応援したいと思われるような自分でいればやりたいことができます。