Saito Kazuki

斉藤 和樹

キティインターナショナルスクール 代表取締役社長 https://kitty-club.com/

略歴

1982年東京都世田谷区生まれ。学生時代から幼児教育に従事し、ボランティア団体「The World work camp with Children in Japan」設立。大学在学中に休学しカナダ(ブリティッシュコロンビア州)留学。大学卒業後、アルプス電気株式会社グループ(現 アルプスアルパイン株式会社)に入社。フランス系企業や中国系企業など外資系企業担当として国内外問わず様々な国や地域を約3年間飛び回る。31歳の時にキティインターナショナルスクールスクール(株式会社キティクラブ)代表取締役社長に就任。ドラゴン先生の愛称で子どもたちからも親しまれている。

現在の仕事についた経緯

祖父は大学教授、父は教育評論家、母はインターナショナルスクール園長という家庭で育ったので、幼少期から教育に強い興味があり、高校生になる頃にはボランティア活動などを通して子ども達と触れ合う活動を行っていました。
新卒で務めていた企業からの転職を考えはじめたときに、父から「教育を本気でやる気があるなら、若い今のうちに来い。」と言われ、転職を決め現在の仕事に就きました。保育士・幼児体育指導者・幼保英語士などの各種資格も取得し、実際に現場で子どもたちへの指導を行っています。
現在は株式会社キティクラブ代表取締役社長、一般社団法人日本幼児英会話協会代表理事や一般社団法人日本eスポーツ機構理事などの役職を務めています。

仕事へのこだわり

私はスクールを運営するにあたり、幼少期に多くの経験が出来る環境創りに注力しています。専門講師によるバレエ・体操・ピアノ・法律の授業導入やICT教育・eスポーツ・農業体験・食育などを導入し、生徒が好奇心旺盛に育つことを大切にしています。特別な舞台を用意することも重要だと考えており、スポーツデイや遠足はもちろんですが、スピーチコンテストや海外留学(姉妹校交流)なども実施しています。
キティインターナショナルスクール(KIS)は1983年の設立以降、様々な国籍の生徒たちが在籍しております。「もし海外で迷子になっても自力で帰宅できるような逞しい子になってほしい!」そんな願いを込めて私たちスタッフ一同、活動をしております。
KISの歴史が創り上げてきた真の「国際理解」「多様性理解」「自主性・自律性・社会性」を受け継いでいくことも大事なこだわりです。講師も生徒も多国籍な環境ですが、日本人だから、外国人だからという接し方はせずに、子ども達一人一人を人格をもつ人間として向き合うことを大切にしております。そのようなスタイルによって国内外・ジャンルを問わず活躍する多くの先輩達を生み出しています。
「子どもが主役」と考えて、生徒の得意や好きを見つけることが出来る環境創りをしています。そのためには何かを見つけた時、生徒が没入していける周囲の理解が必要です。失敗したり、挫折したとしても全力で取り組み、プラスの力に変えることが出来る教育を用意することが必要不可欠です。
『KISの特徴は、生徒も先生も笑顔が絶えないことだ』とよく言われます。先生自身も常に好奇心旺盛で、子ども達のためによりよい環境を創っていく!そんな向上心を持っている人たちばかりです。先生が輝ける環境作りも同様に大切だと感じています。

若者へのメッセージ

もし将来の展望や仕事に迷っているのなら、そのことは考えないで、今現在を大切にしてほしいです。今どれくらい一生懸命に打ち込めるかが将来を大きく左右します。興味と直感を頼りに、打算を捨てて本当に自分が好きなことを探して欲しいです。そして失敗や感情の変化を恐れず行動に起こすことが何よりも重要だと思います。その繰り返しから必ず道は開けます。
私は若くして、自分の人生を賭けてやりたいことを見つけることが出来たので幸運でした。パワーと情熱を最大限注げるのは、自分が好きなものだけです。だから、自分が心から好きなことを見つけることが大切です。「本当に好きなことを見つけること」それが社会人のスタート地点だと思います。
海外がより身近な存在になり、選択肢は広がり続けています。言うまでもなく、今の若者に必要な能力は英語だけではありませんが、英語が話せないと制限されてしまうことが多いのも事実です。
私は、様々な文化や生活習慣を学ぶことが豊かな人間力を育て、将来の礎になると考えています。当校や私に興味を持っていただいた方がいましたら、いつでも連絡してきてください。