近畿大学経営学部卒業。新卒で某大手室内アミューズメントパーク事業会社に入社。その後インドネシアにて駐在勤務。2022年に独立し、「動くホテル」をコンセプトにしたVanlifeカーのレンタル、家庭用サウナの販売等、新しいライフスタイルを提案する事業を推進中。
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略歴
現在の仕事についた経緯
前職では、室内アミューズメントパーク事業会社にて、インドネシアにおけるキッズプレイグラウンドの開発を手がけておりました。
実は、いま私が特に力を入れている家庭用サウナの販売事業をはじめたきっかけは、インドネシア駐在時の経験にあります。
当時、成果圧力によるプレッシャー、現地スタッフとの商習慣の違いによって精神的に追い詰められていたことがありました。
そんな時、自分を持って正気を保てていた場所は、習慣的に行っていたサウナ内だったのです。私にとってのセーフティーネットになっており、自己内省をして自分を取り戻すような場でした。
サウナに救われた事をきっかけに、いつでも、どこでも、誰でもサウナのある暮らし・体験を創りたいと思い、今のプロダクト開発から事業推進へと繋がりました。
仕事へのこだわり
私が仕事をする上で大事にしてきたことは、主に3つあります。
土地勘があること、手触り感があること、チャレンジできること、これらを出来るだけ大切に動いてきました。
①土地勘があること
自分の得意なこと、引き出しの多いこと、知見経験が溜まっていることも含めて、土地勘と言っています。ゼロの土地を開墾するより、勝手のわかる土俵で戦うことの方が、得意なことを活かしやすく成果も出しやすいだろうと思っています。
②手触り感があること
自らが手を動かしながら、喜ぶ人の顔が見えたり、効果が実感できたり。自分のアウトプットが目に見えて成果を感じられることが、幸福感に繋がるし大事かなと思います。
③チャレンジ
すでに安定して、答えがわかっていることをなぞっても面白味を感じにくいです。収益性がよく安定した稼ぎ口よりも、切り開かれていない道で不安定ながら正解を探し、暗中模索し続けられる向き合い方をして、その過程を楽しむほうが達成感を得られるはずです。自分のスタンスに関する軸があると、仕事の取捨選択をしなければならない場面において、迷わず進めると思います。
若者へのメッセージ
貧しくなる日本に希望を見出しづらくなっていますが、少なくとも、自分とその周りの大事な人たちの為に、幸せな人生を歩めたら大成功の生涯ですよね。
人生における意思決定の数が、幸福度に比例すると言われています。ですから、自分なりに考えて行動する癖、自分の幸せの物差しを持つこと、つまるところ自立することが、正解のない世界で大切になってくると思います。
ただ、何か自分で道を決めてやれと言われても、進んでやりたいことは、それほど無かったりするのが本音だと思います。そうであれば、自分のやりたい事を無理に探す必要はないと思います。
何でも良いので、「これをやってみる」と、一旦自分で決めることが大切です。その過程で発見する景色や感情変化に気づいて、自分らしい道に出会えるのかなと感じます。とりあえず、これに集中してみると決めて、能動的にやると案外継続してできたりするものです。
あとはその為に、面倒くさがらずにやり切る事が大切だと思っています。大事なのは、忍耐と我慢は違うということ。目的のために必要だと思うことは徹底的にやること。
そうしていく過程で新しい発見があり、幸せを噛み締められるコトとの出会いがあるはずです!