Fukushima Makoto

福嶋 信

株式会社グローカルMA 代表取締役 https://glocalma.jp/

略歴

1997年株式会社旭通信社(現ADKHD)入社。
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(DAC)に出向
(6人の創業メンバーの1人)、2005年グローカル・マーケティング株式会社創業。
2011年上海DAC設立のため、上海に渡る。3人で開始し、約60人までの会社に拡大。
2017年日本に戻り、株式会社メンバーズ入社。
2021年グローカル・マーケティング株式会社再起業、
2022年10月株式会社グローカルMAに社名変更。
現在9名で事業を行っている。

現在の仕事についた経緯

休眠期間があったため、1回目の創業と2回目の創業があります。
1回目の創業は、ネット広告のノウハウを地域支援に活用支援するのが理由です。
東京発の大企業が多かったネット広告を地域発で進める流れが来ると信じ創業しました。
まずは神奈川県内に注力し、それなりの売上は作れましたが、仕組化するところまではできませんでした。
2回目の創業は昨年(2021年)でした。前職でMAの業務ノウハウを持っていましたが、育てた社員が転職していくこと、またBtoC向けのMA支援会社が少ないことから第2の創業を決意。
私以外にもノウハウのある社員が入社してくれたことで、支援を希望している企業の案件を推進しました。

仕事へのこだわり

まず、仕事として手を抜かないこと。
MAだけではありませんが、業務サービス支援ということは、気を付けなければならないことが
多数あり、少しでも手を抜いて楽をしたくなってしまうものです。あるいは業務に忙殺され、
俯瞰的に抜け漏れチェックを怠ってしまいます。
そういう意味でも完全チーム体制で、ミスがないことを確認しています。

そして、顧客企業の満足感を下げないこと。
どの商売も一緒ですが、まず頼んで良かったという質を保つことが第一です。
次にそれを担うスタッフの育成です。MAを支援できる人が、世の中に少ないことから、自社で育成していかなければならない状況です。社員が早めにスキルを身に着けられるよう、社内研修の充実を急いでいます。

また折角ベンチャー企業の状態なので、ベンチャー企業の楽しさを社員全員に体感してもらうことも大切にしていることの一つです。

若者へのメッセージ

時代は変わったとはいえ、未だに大企業志向が強く、その中でも大手コンサルなどのように
年収の高い企業に入社することを第1希望にしている人が多いことが残念です。
人生の幸せや楽しさはお金もありますがお金だけではなく、その両方を手に入れるためには
どうするか、それを若者含むビジネスマンに知ってほしいと思っています。
結局、大手コンサルの年収がいいのも、先人たちが築いたビジネスモデルの中に、自分を
参画させて生きているだけと思います。自分達で挑戦し、自分達のビジネスモデルで稼ぐことは
とても大変なことですが、それが実現すれば楽しいことであり、お金にもつながります。
「楽ではなく、楽しく生きる」ことを大切にしていただきたいです。