Magara Shoichi

真柄 翔一

株式会社GROW・MORE 代表取締役 https://growmore-inc.com/

略歴

早稲田大学商学部卒業。新卒でITベンチャー企業に入社、法人向け基幹システムの提案営業に従事。その後、2017年に独立。現在はSEOメディア運営、Web広告運用やメルマガ・LINE構築、Webマーケティング支援、コミュニティ運営などの活動をしている。

現在の仕事についた経緯

会社員1~2年目の頃、個人で稼ぐ力を身につけたいと考え、副業としてWebビジネスに取り組みはじめたことがキッカケです。1番最初はオンライン完結のネット物販に挑戦。初月から収益化に成功して稼げるようになったのですが、肌に合わず、完全に撤退。
別の副業で稼げるようになりたいと考えていたときに出会ったのが、現在、複数やっている事業の基盤となっているブログアフィリエイトです。その後、SEOやWeb広告、メール・LINEなど各種Webマーケティングスキルの実践や習得に応じて、少しずつ事業の数や規模を増やして今に至ります。

仕事へのこだわり

意識しているのは3つ。「成功事例を学び、モデリングすること」「周りの力を借りること」「目の前の人に真摯に向き合い、価値提供すること」です。

新卒で入社して間もない頃、直属の上司に「ビジネスはカンニングしてOK」「誰かの力を借りるのもOK」「クライアント(世の中)に価値提供する事が大事」と教わったことがキッカケです。
当時、自分1人だけで考えたり、問題解決しようとしたりしすぎてしまっていた姿を見て、上司がかけてくれた言葉でした。「1人で頑張ってやったことなのか、周りの力を借りて、悪く言えば楽してやったことなのかはクライアントさんにとっては全く関係ない。先輩に助けを借りたり、検索したり書籍を読んだり何でも良い、とにかく相手にとってより高い価値提供、良い結果を出すことが大事なんだよ。」と。
学校のテストは自分1人で成果を出すことが問われ、評価されますが、仕事はそうではないということですね。当時、かなりパラダイムシフトが起きました。
もちろん、他人任せであれば良いという考えではなく、弊社の社名の由来でもありますが、“成長し続けること”に重きをおいています。自身が学び、挑戦し、成長し続けることがクライアントさんへの、より大きな価値提供に繋がると考えているためです。
経営者になってからは、やることとやらないことの取捨選択を強く意識するようになりました。任せられることは出来る限り任せて、自分がやるべきことに集中する。今になって振り返ると、勤務していた会社の経営層はもちろん、上司クラスでも優秀な方ほど実践されていたように思います。

若者へのメッセージ

今はオンラインの発展や社会全体のデジタル化が進んでいることで、とてもチャンスが広がっている時代だと感じます。住んでいる地域や過去の経歴などに関係なく、夢や目標を実現しやすい世の中です。もちろん何もせずともチャンスが向こうから来てくれるケースは極稀でしょう。
私の好きな言葉の1つに「地球は行動の星」という言葉があります。動かないと始まらないよ、という事ですが、裏を返すと、動けば前に進んでいくという事でもあります。
例えば、“自分が本当にやりたい事が見つからない”ような状況でも、まずは何かに取り組んでみる。その結果、やりたい事だと確信できれば最高ですが、そうでなくとも「これはやりたいことじゃない、もっとこういうことがやりたいんだ」など多少なりとも感じるものがあるはずです。
そう考えると、挑戦することに対して、失敗は無いですよね。人生で起きることは全て捉え方次第。良い悪いはなく、自分がどう意味付けし、どう捉えるかです。
挑戦や行動のハードルが下がっている一方、やる人とやらない人の差は今後ますます拡大していくでしょう。気になっていること、やろうと思っていたけど出来ていないこと、達成したい夢や目標への第一歩…。
是非、小さな一歩でも良いので気軽に踏み出して頂くことをオススメします。「地球は行動の星」ですから。