早稲田大学先進理工学部卒業。卒業後すぐに獨協医科大学医学部へ入学。2022年に、早稲田大学の同級生らと企業。
略歴
現在の仕事についた経緯
医学部入学後、医療の分野、特に医学教育課程や医療、看護、介護のスムーズな連携が必要とされる地域医療における情報技術活用の遅れ、都市部と地域における情報技術活用レベルの差に課題を感じ、エンジニアとして活躍する早稲田大学時代の友人に声をかけました。
情報技術を地域医療に、ひいては、地域での生活により還元していくため、起業し事業を行っています。
仕事へのこだわり
弊社がミッションとして掲げる「暮らしの未来により多くの選択肢を作る」をもとに、地域医療のみならず、その場所での生活をどう豊かにしていくかということを日々考え、日々挑戦しています。
また、“人の縁”を大切にしています。地域での暮らしには、ある種の“絆”があります。それは仕事でも変わらず、経営者である私の父も、出会った方々をとても大切にし、常に出会いへの感謝を忘れない姿勢が印象的でした。基本と言われることかもしれませんが、忙しなく日々を過ごす中で、忘れてはいけない信条だと考えています。
最後に、弊社が本社を構える栃木県は私が生まれ育った故郷でもあります。都道府県魅力度ランキングでは、毎年下位常連となっていますが(笑)、スポットライトのあたらない魅力もたくさんあります。弊社での取り組みを地域おこしにもつなげていくということを意識するようにしています。
若者へのメッセージ
私自身、若輩者であり華々しい活躍をされる同世代の方々も多くいる中で恐縮ですが、回り道することを恐れず、広い視点を持ち、考え、そして実行して欲しいと思います。
私は、都市部に位置する理工学部と地方の医学部という全く場所も分野も違う領域を経験したことで、様々な疑問がわき、起業し、挑戦できています。
そして、「仕事へのこだわり」でも触れましたが、“人の縁”は思いがけないものです。医学部に入学した時には、かつての友人と起業するとは思ってもみませんでしたが、“時機”は唐突にやってくるものです。学校、アルバイト、インターンシップ、職場、色々なステージでの出会いを“縁”と捉えて大切にして欲しいと思います。