学生時代からコンピュータに慣れ親しんでいたこともあり、卒業後は違和感なくIT業界に入り、開発職に従事していました。
その途中から販売や商品企画、マーケティングを含め、どんどんと「ものを作る」という分野に深く入り込むようになり、やはり自分の手でものを作ってみたいという気持ちがだんだんと強くなっていったことから、2012年に弊社を設立した次第です。
現在の仕事についた経緯
仕事へのこだわり
弊社はこれまで、お客様が飲食店での注文を自分のスマホから行えるオーダーシステム「MenuMe」や、従来スケッチブックを利用してきたカンペを、タブレットやPCなどのデバイスで実現した「デジカン」など、主にクラウドサービスを中心に独自開発をしてきました。
日本は独自のサービスが非常に少ない国です。よって、私は日本発のオリジナルサービスや商品を作るということに主眼を置き、チャレンジ精神を常に忘れることなく業務に取り組んでいます。
そのためにも、自分だけでなく社員のアイデアを大切にしたり、大手企業様の企画力、技術力をお借りしたりといった柔軟な姿勢も大切にしています。
今後は、世の中でニーズが高まってくるであろう、クラウドサービスのベースとなるようなマネジメントツールをしっかりと提供していけたらと考えています。
今後の目標
求められるサービスを提供できる会社であるためにも、まずは既存のサービスにより踏み込み、真に皆さんのニーズを満たせるようなサービスを提供しなくてはならないと考えています。
そのためには、発想をいかにスピーディーにモノ・サービスとして具現化できるかという時間的な感覚も重要ですが、技術やマーケティング、プロモーション等の総合的なバランスが肝要です。
いわば開発、販売、営業、マーケティングという風に、異なる意識と感覚を持つそれぞれのセクションが1つの組織内で一体化するためにはどのような舵取りが必要なのか、これは私が今後追及していかなくてはならない課題の1つだと思います。
理想的なのは、集団の中に1つ1つの違った個性が光るような組織ですね。
そうなるとマネジメントが非常に大変にはなりますが、集団の中の顔が金太郎飴のように同じ顔ばかりではやはり面白くありませんし、会社としての成長も見込めないでしょう。
したがって、今後は社内体制を整えていくと共に、新たな光る個性を持つ若者達に「ぜひステラリンクへ入社したい」と手を挙げてもらえるよう邁進していきたい所存です。
若者へのメッセージ
最近の若い人はとにかく一生懸命な人が多いと感じています。
ただ、やはり上司を含め、人とのコミュニケーションには難を抱えている人が多いかもしれません。
今後社会に出れば、予想もしなかったようなことが多々起こるかもしれませんが、凡事徹底の姿勢を決して忘れず、周囲の人達に相談しながらでもなんとか耐え忍んで、頑張ってほしいと思います。物事を諦めず継続するということは非常に大切なことなのです。
その姿勢が20代で身につけば、30代はさらに成長できますし、40代ではマネジメントをしたり、自分の思い通りの好きな分野で活躍したりといったことも叶うでしょう。
「人生100年時代」と言われるくらいですから、1度のチャレンジで失敗しても決してめげずに、何度もチャレンジしながら長い人生を充実したものにしてほしいと思います。