Adachi Koichi

安達孝一

株式会社アダチ 代表取締役 https://www.adachi-re.co.jp/

略歴

明治大学商学部卒業。医療機器販社、ソフトウェアハウスを経て、大手IT企業入社。主に、データベース、インフラ系を担当。2021年独立。現在は、不動産仲介業、 アンガーマネジメント、婚活紹介会社代理店等、多方面にて活躍中。
著書に『ASD生きやすさ講座』(デザインエッグ社)。

現在の仕事についた経緯

大手IT企業在籍時、社内で問題行為(上司に殴りかかる)を引き起こし、産業医から「自閉症スペクトラム障害」の診断を受け、とあるクリニックの「うつ・リワークプログラム」を受ける事になりました。
傷病手当金の支給期間が満了する約1年6カ月通院し、通院1年経過後「復職しても会社に居場所が無いのでは」と考えるようになりました。そして、その後の会社人事部の面談で退職勧奨を受けました。当初は転職も検討しましたが、転職後の収入、処遇があまりにも酷い事が分かり、独立を決意し今に至ります。

仕事へのこだわり

不器用で、容量が悪いけど、とにかく情熱・魂(ゲミュート)を注いできました。そして、未経験の分野・領域は、自分なりにチャレンジしてきました。現時点まで、チャレンジの連続だと改めて感じます。
かつては、営業職しか経験していないのに、ITエンジニアを目指し、OracleやSQLServer等のデータベース、ITインフラ系の技術を身に付けました。独立してからは、ITエンジニア職しか経験していないのに、不動産仲介業に従事したり、プレゼンが苦手なのに「アンガーマネジメント入門講座」を開いたりしています。

若者へのメッセージ

最近の若い人って、器用で容量が良く、頭の回転が凄く早いですよね。
でも、私みたいなオッサンからすると、未経験の領域から逃げたり、変な意味で利に聡いように見えます。
特に若い営業職は、お客様のお金が無い・商売にならないと分かった途端、逃げ足が速いです。
もう少し、利害関係なしに、未経験の領域へ情熱を向けてチャレンジしてみてはどうでしょうか。