Aizawa Hikaru

相沢ひかる

株式会社splendide 代表取締役CEO https://hikarutokyo.official.ec/

略歴

埼玉県内の市立高等学校卒。在学中からフリーモデルのような活動を行い、都内有名サロンのPRモデルを務め、その他複数の女性誌、Webメディア、YouTubeに登場。当時のSNS総フォロワー2万人。高等学校卒業後(当時18歳)上京、活動を続けながら飲食店でアルバイトを行う。19歳で学業に専念するためすべてのSNSを辞め、心機一転オーストラリア・シドニーに1年間留学、英会話を取得する。帰国後(当時20歳)、個人事業主として下着のオンライン販売を始める。21歳でSNSへの露出を再開し、女性用下着販売や発展途上国支援、フェミニズムに同調した活動を行う事業を中心とする法人を設立。現在(22歳)、同事業を行いながらより一層事業を発展させるため、Z世代ならではのSNS、Webを中心として活動する。

現在の仕事についた経緯

10代からフェミニズムの思想に共感していました。今でこそジェンダーレスですが、なんとなく下着は女性の象徴な気がしていて、そこから何か世の役に立つ事やメッセージを発信出来たらと思ったことがこの事業を始めたきっかけです。
日本は自己表現や発信をしていく人がまだまだ少ない、そして認められにくいです。これは自身が留学したり趣味として海外旅行に行ったりする中で感じたことです。女性としてのメッセージを若い世代目線で発信し、何か世に貢献できることをするためのツールとして、下着を選びました。
可愛かったり綺麗なデザインの下着は既に大企業様がたくさん作られています。弊社は可愛いさに重点を置くよりも、忙しく毎日を過ごす女性の生活をより豊かにするお手伝いがしたいという想いから、使い勝手の良い機能性を取り入れた、かつトレンド感のあるスタイリッシュな下着をお届けしたいと思っています。
例として、現在開発中の下着は、自身とこれまで仕事で出会った女性の方々の意見を元にして、仕事を中心として生活をする女性が使いやすい、よりシンプルで着心地がよく、機能性を盛り込んだものを開発中です。

仕事へのこだわり

「人に優しく大切に」「自分の前向きな気持ちと行動力がすべて」「良くも悪くも年功序列を気にしない」です。
これは、私の生き方として大切にしてきたことが、そのまま仕事にも活かされています。人に優しく愛される人間になることは母からの教育で、人の助けや繋がりなしで何かを成し遂げたり人生を豊かにすることは出来ないと、自身の人生経験からも学びました。
前向きな気持ちと行動力については、元がネガティヴに色々考え込んでしまう性格なので、自分の前向きな状態の思考を行動に移すことだけが自分の人生を創ると戒め、とにかく動くことを大切にしています。結果がどうなったとしてもです。
すぐ行動に移すことは性格なのか昔からの癖で、知らない世界や未経験なことを常に経験したいという好奇心からきていると思います。
年功序列を気にしないことについてですが、学生時代からいわゆる「体育会系」の先輩後輩関係が苦手でした。これは私の欠点でもあります。人生の大先輩へのリスペクトと学ぶ気持ちは忘れてはいけないことですが、必ずしも年月に比例して仕事が出来るか、自分にとって尊敬できる人なのかというと、そうでもないような気がします。こんな短い人生経験の中でも、業界歴や年齢を理由として不条理な言動をする大人を多く見てきました。それってエゴで仕事には関係無いと思います。
ですから人としての礼儀は大前提として、遠慮せず結果を出すことに注力する、目上の方が仰ることをなんでもかんでも鵜呑みにせず、自分で情報を判断していくことが大切と考えます。

今はこんなに便利な時代で、10代でもSNSで成功している方も多くいて、本当に尊敬しています。学生時代には、歳下の学年だとしても尊敬できる素晴らしい方々にたくさん出会ってきました。そしてこれまで出会った、年齢・性別関係なく接してくださった目上の方々のように、私がこれから年齢を重ねても、出る杭は打たれる、ではなく才能のある若い子からたくさん吸収して学びたいと心から思います。それが結果的に日本の経済を良くするのではないかと考えます。偉そうに申し上げられる立場ではありませんが、これが現段階で考える仕事へのこだわりです。

これからも自分を過信しすぎず日々学び精進して参ります。
より一層のご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。

若者へのメッセージ

同世代の皆様へ。
若い価値観やエネルギーは資産だと感じます。怖がらずに考えるまま発信してほしいです。そしてこれからも皆様の発信を見て学ばせてください。同世代の発信から受けるエネルギーや刺激は特に私にとって大きな原動力だからです。
そしてもし、やりたいことがあって、人生の中で何者にでもなれるとしたら、お金が無限大にあったら何がやりたいかを考えて、ぜひ今から行動してみると面白いと思います。結果的に叶わないことや上手くいかないこともありますが、全ての自分で責任を追いながら、理想に一歩でも近づけるってすごく楽しいです。
自分の前向きな考えと行動が、人生を創ると思います。