Akamine Yuichi

赤峰 勇一

株式会社ixi 代表取締役 https://www.ixi.bz/

略歴

中学校卒業後、15歳の頃に独学で絵や服のデザイン、音楽活動をスタート。いろいろな場所で個展やライブを始める。後に海外での個展も開く。
16歳の時に家族の元を離れ、日本料理を修行。17歳で地元に帰り、diningBAR『Bonny crimson』をオープン(2階建て客席150席程度)。19歳で2店舗目の居酒屋『こやじ』をオープン(15席程度)。
同時期に昼間に建築業を勉強し、23歳で装飾と出会い、2年の勉強期間を経て25歳で『峰工業』設立。27歳で『ixi AXIA』に屋号変更。37歳で『株式会社イクシィ』を設立、現在に至る。

現在の仕事についた経緯

幼い頃から、自分の頭の中にある想像物を形に変えて、誰かが喜んでくれる事に対してとても嬉しく思っていました。それらが略歴で述べた、絵であり、歌であり、料理であり、現在の装飾という全く違う職業の中にある共通点だと思っています。
父親が工務店を営む家庭だったこともあり、建築には興味もありましたし、デザインを活かせるモノづくりに進むのは必然的だったのだと思います。
現在の装飾金物を知ったのは、飲食店の経営をしていた頃にお客様として来られていた方との出会いがきっかけでした。その社長も仕事に誇りを持ち、自分の職業を好きだと言える人でした。
話していくうちに興味も深まり、2年で独立することを目標に、23歳の時に従業員として働く事に決めました。

仕事へのこだわり

良く聞かれる質問ですが、とても単純な事だと思います。『人を思いやる』これに尽きると思っています。もちろん、技術面やデザイン性、安全や機能性へのいろいろなこだわりがありますが、根底は人の気持ちにあると考えます。
製造業・料理人・美容師・農業・IT関係、どんな職業であろうと、最終的に誰かの手に渡り、誰かが使い、誰かが食し、その誰かが嬉しい・美味しい・使いやすい・出会えて良かったと評価する。
もっと自身に近い話をするのであれば、上司や先輩・同僚や後輩・得意先が何を望んでいるか、こうしたらやり易いか、こうしたら喜ぶか。それがひとつ上の品質に繋がり、ひとつ上の効率に繋がり、信頼・やり甲斐に繋がり、価値を上げるのだと考えます。
感謝をし、思いやり、笑顔を絶やさずいれば周りに人が増えていき、自分の技術や知識では、こなせない事も周りの人に助けてもらい成し遂げられます。自分に無い技術も知識も助けてくれる人がいるのであれば、それは自分の力のひとつに他ならないからです。
『ixi』(イクシィ)は 人の形に似ていて『アイ』と読む小文字の『 i 』、それを繋ぐ『 x 』、人×人・愛×愛をモチーフに、人と人が互いの想いを掛け合わせる意の造語です。
〜想いを『カタチ』に『ココロ』を笑顔に人のために出来る事すべてを〜
この社名と企業理念を掲げ、お客様一人ひとり違った想いに、真剣に向き合って行く事が私のずっと変わらない仕事に対するこだわりであり、大切にしている部分だと考えております。

若者へのメッセージ

あなたのやりたい事、好きな事を真剣に楽しめばいいと思います。
『こうあるべき』や『普通は』に、囚われるのは自分の魅力や実力に限界を作ってしまうものです。
苦手な物は、得意な人と一緒に補い合えば良い。
『普通』が2人より『すごい』が2人揃えば、とても大きな力になるのです!
どんな得意にも、それを活かせるところがあるはずです。
発揮する場所を見極め、自分の楽しいを貫いてもらいたいですね。
自分が幸せじゃなければ、人を幸せにできない!
なので、まずは自分を大切にしてあげられる人になって下さい!