津田塾大学学芸学部国際関係学科卒。中堅建設会社の経営企画室にて新規事業に参画。オリジナル中国茶の開発輸入販売、ネットショップ販売などを行った後、中国の子会社に駐在し、ビジネスに絵を活かす講義などを行う。結婚出産後、2013年に起業。主に個人起業家や経営者向けにビジネスを分かりやすくするマンガを制作。2021年法人化し株式会社アートぷらす代表取締役に就任。
略歴
現在の仕事についた経緯
子どもの頃、マンガやイラストを描くのが好きでしたが、漫画の仕事をしていた訳ではありません。商品の営業に行く際、人見知りで話が苦手で成績が上がらずに困った時、「話せないならマンガにしてみよう!」とマンガにした所、興味を持っていただき、成績も上がり、TVやラジオなどのメディアにも出ることになりました。この時、マンガはビジネスに役立つと思いました。
2013年に起業する際にその経験を思い出し、昔の自分と同じように「良い商品があるけど伝わらなくて困ってる人に役立ちたい」と考え、この仕事を始めました。
仕事へのこだわり
ただ商品のことをマンガにするだけでなく、「人」にフォーカスして個性やストーリーを伝えたいと思っています。そのため、お客様の話をよく聞いて理解し、本人が気づいていない商品の価値やその人の個性なども含めてマンガにしています。
なぜなら同じような商品はあっても、その人らしさやその人の背景にあるストーリーは唯一無二のものだからです。商品だけでなく人と人をつなぎたいと思いますし、「あなたから買いたい」と言われるお客様が増えてほしいと思っています。
若者へのメッセージ
私は大した特技も資格もなかった20代の頃、壁にぶちあたった時に「なんとか自分の持ってるものでこの壁を乗り越えられないか!?」とチャレンジした結果、自分の強みが伸びて会社の中で活かせるようになり、それが起業につながりました。
乗り越えることが難しそうな壁がある時こそ、能力を開花させるチャンスだと思います。