Ando Daisaku

安藤大作

株式会社安藤塾 代表取締役社長 社会福祉法人むげんのかのうせい 理事長 http://www.believe.jpn.com/ando/

現在の仕事についた経緯

両親と暮らせない幼少期、21歳の時自らの境遇に悩み、生死をさまようも両親とぶつかることで景色が変わりました。
人は無限の可能性を持っている、思い方次第であることを伝えたくて、8畳一間で塾を開塾しました。以降生徒が増え続け、県内有数の塾へ。ボランティアで指導していたサッカーチームは県内優勝全国大会へ。
思い方の殻を破るために幼少期へのアプローチのため保育園を設立し、6施設を運営しています。
デザインした自宅は三重県建築デザイン大賞を受賞しました。
その後「頭と心が育つ家」のデザインを監修。
子供の心の教育や日本の精神性を大切に思い、日本画画廊の経営、日本PTA副会長を務めています。
また、文部科学省、経済産業省の委員を歴任し、全国学習塾協会の会長に就任。日本民間教育協議会会長就任。日本数学検定協会評議員、事業構想大学の客員教授を務めています。

仕事へのこだわり

人間の持つ無限の可能性にこだわりを持つ。
思い方次第で人生は激変する。
自分の持つ感情にうまく責任を持ち、整えていくことで多くのことが可能になる。
まずはそれらを、勉強を通してスポーツを通して素直な子供たちに伝え、そこから親など大人も学び、一人一人が幸せを感じる心を持つことで地域や国や世界が幸せになることを願っています。
様々なことを仕事にしつつもその根幹の一点に取り組み続けています。塾では子供たち一人一人が自分に色づけしたセルフイメージを取り除くことを理念としています。
またセルフイメージが形作られる幼少期に関わるため、さらに幼少期の子を持つ親に関わるために保育園を設立。生んでくれてありがとう 生まれてきてくれてありがとうを合言葉にした「泣ける保育園行事」で評判を呼んでいます。
さらにかつての地域社会の中で自然に人間学や人間関係を学ぶ場を再現するための道徳型学童クラブを設立。FMラジオではリスナーの子育て相談に応え、親の在り方に言及。
日本PTAでは全国大会の長として全国のPTA会員に親の在り方と愛情が原点であることを発信しています。
代表著書の「欠けた心の磨き方」ではその考え方の真髄を表現。以来、人間学の月刊誌「致知」にも何度か取り上げられました。
建築メーカーと協働した「頭と心が育つ家」での監修も良好な親子関係の大切さを表現しています。
サッカーでは一人一人の潜在意識や無意識に着目してプレーの前に心の在り方に重点を置き指導することで、地方都市の一スポーツ少年団が全国大会優勝のチームと互角に渡り合えるようになりました。
全国学習塾協会および日本民間教育協議会では国の仕組みに働きかけることで、子供の無限の可能性を阻む大人Firstの教育の仕組みに切り込み、国全体での教育改革に力を入れています。
三重県PTA連合会長を3期含め三重県の教育行政の委員も多数拝命し、子供たちの無限の可能性を育み続けることと国や地域の未来のためにというこだわりで動き続けています。

若者へのメッセージ

日本の歴史を振り返ってみても社会課題を解決しているのはいつも若者です。若者だからまだ早いという言葉は部分的にはそうでしょうが、ただ早くて失敗してもそれで自分自身も成長できるのだから若者がどんどん遠慮せずに主役になろうとすることを期待しています。
そのためにもスキルばかりではなく人間として大切な人間学を学びながら、徳のある姿勢で社会課題を解決していってほしいと思います。
正解探しはもうしなくてもいいでしょう。
正解のない時代に正解を探しても正解はありません。自分の歩く道を正解にしていけばいいのではないかと思います。
五感を働かせて生きる、まずはやってみる、社会課題を解決するんだという志さえ明確にすればあとは心の声に従って生きてください。