Arai Masami

新井 雅美

一般社団法人 日本産後ダイエット協会 代表理事 https://j-sango-diet.jp/

略歴

横浜国際福祉専門学校 社会福祉学科卒業。知的障害者の生活支援員として働きながら社会福祉士を取得。その後、加圧トレーナーに転身し、産後女性のダイエットトレーニングを専門とし延べ2万人にトレーニング指導をする。2020年、一般社団法人日本産後ダイエット協会を設立。北区ビジネスプランコンテスト2019最優秀賞。令和3年4年北区地域作り応援団事業に採択。北区未来構構想委員。

仕事へのこだわり

仕事のこだわりpointは大きく3つです。
母親となった女性の筋力回復を含めた健康教育、その女性の在りたい姿への自己実現サポート、産後女性を取り巻く環境改善です。
ただダイエットメソッドを提供するのではなく、母親となった女性の健康教育を通じて母親のヘルスリテラシーを向上させることを大切にしています。なぜなら、母親がその知識をもって家庭を支えることで、子どもは将来、心身健康な社会の構成員として社会貢献してくれるだろうと期待するからです。
その健康教育において、一方的なノウハウ提供ではなく、目的と原因と結果の法則から見た現状分析能力とコーチングスキルの向上に注力しています。産後の身体については、エビデンスが少なく、SNS上には謝った情報も散見されます。その情報元はあるママの体験談であることが多く、根拠なきものや商品を販売するための誇大表現も多くあります。
そのため養成講座受講生にもママたちにも、解剖学、栄養学、睡眠学を図解して現状の問題がどこから来るのか、「原因を理解」してもらい、在りたい自分になるため(目的)にはどう行動すればいいのか問うていきます。ティーチング、アドバイスではなく、コーチングスタイル、これにこだわっています。
そして、現在の日本の産後ケアには、産後女性の健康回復支援がほとんどありません。妊娠出産による身体トラブルは自費診療となります。また、産後の身体について知識不足の女性たちはケアレスなまま、更年期、老年期を迎え、予防できたケガや病気をする女性が少なくありません。
今ある問題だけにフォーカスするのではなく、産後を取り巻く社会課題、お客様一人一人の将来を見て、トレーナー養成、産後ダイエットクラス運営をしています。

若者へのメッセージ

多くの成功者が成功者で在り続けるためにやっている投資、それが自分自身の健康への投資です。あなたは、運動や食事、睡眠時間の確保など、どれくらいお金と時間を投資していますか?日本人は、まだまだ自分の健康や余暇にお金を使うことを後回しにする人が多い上、昨今の若者は男性女性ともに筋力低下していることも懸念されています。
是非一度、1週間外食をやめる、身体を積極的に動かす、毎日7時間から9時間の睡眠時間を確保する。ということに挑戦してみてください。働いている方にはとっても難しいことですが、驚くほど仕事パフォーマンスが向上して、柔軟な発想ができるようになることでしょう。特に、食事では、質のいい油、タンパク質と海藻を食べることをお勧めします。
「たったそれだけ?ありえない!」と思うかもしれません。質のいいものを取り入れるにはお金もかかります。でも、多くの成功者が自分の能力を最大限化するのに、健康への投資が欠かせないことを話しています。
現在の20代女性の栄養状況は、戦後の貧しい時代より悪い状態にあります。知識不足のダイエットによって、栄養失調と筋力低下が起き、生活習慣病、ガン、不妊、アルツハイマー型認知症などの病気が弱年齢化しています。これでは収入があっても幸せとは言えません。
成功し続けている人を見習って、ぜひ、健康投資で、未来が大きく開かれることがあることを知ってください。