大学卒業後、化粧品・健康食品を扱う通販会社に入社。
10年在籍し、主に自社とメーカーの通販支援事業として新規顧客獲得に於ける広告プランナーや、大手日用品メーカーに出向し通販事業の立ち上げと運用に従事。
その後、主に通販企業向けの商品の企画、開発を手掛ける某OEM企業に転職。
ECを主としたクライアントの通販事業支援部隊として通販事業の立ち上げから運用支援に従事し、事業計画策定から商品企画、広告・CRM戦略設計、バックヤードの設計・運用まで一気通貫して手掛ける。その後、子会社の通販会社の代表取締役に就任。
2020年2月に起業し、Yorisoy Lab株式会社を設立。
通販企業の事業立ち上げおよび運用、課題解決に必要なソリューションの提供と、未来を担うこどもたちを守る様々な事業を展開する。
略歴
現在の仕事についた経緯
通販というビジネスは、「ダイレクトマーケティング」「D2C」と言われているように直接消費者(お客様)とつながりを持ちながらビジネスを展開していく為、やった事すべてに対して反応がダイレクトに数値で返ってきますし、お客様の生のお声も聞くことができます。その面白さに魅かれて17年間ずっと通販の世界でやってきました。
そこで培った知識や経験を活かして、通販企業様の成長に貢献することで、結果的にその先にいる人々の生活をより豊かにするお手伝いがしたいと考えています。
そして、私がこのYorisoy Lab株式会社を立ち上げたもう一つの目的。それは、未来を担う「こどもたちを守る」ことにあります。親によるこどもへの虐待や殺害、悲惨な事故や貧困による様々な問題を報じるニュースが後を絶たない昨今、私もこどもを持つ親として自分事のようにつらく、事業を通してそういったこどもたちを一人でも減らしたいと考えました。
どの親とこどもの間にも必ず「愛」があるはずです。
困った時に頼れる、つらい時に支え合える、そんな「よりそい合える仕組み」がこの社会にあれば、その愛は大きく育まれ、その愛情の中でこどもたちは大きく成長していけるものだと信じています。その思いをYorisoy Lab(ヨリソイラボ)という会社名に込めました。
今後展開していく様々な事業を通して、みんながよりそい合えるあたたかな世界をつくり、社会に貢献していきたいと考えています。
仕事へのこだわり
『仕事に関わるすべてのヒトをリスペクトする』
相手がどんな立場であっても相手を尊重し、同じように接します。クライアントや上司にはへこへこして、業者や部下には上からものを言うスタンスは好きではありません。皆さんに分かりやすいように「業者」と言いましたが、私が新卒で入社した会社ではいわゆる業者さんのことを「パートナー」と呼んでいました。
そう、仕事を進めていく上で必要なパートナー=仲間なんです。誰であろうと関わっているすべての人は自分にとって必要な人であり、自分には出来ないことだから仕事をお願いしています。
だからこそ相手を尊重したコミュニケーションの取り方をする。社会人になってから17年経った今でも、会社や立場が変わってもその考え方や呼び方は変わっていません。そうした姿勢が結果的に良くも悪くも自分に返ってくるものだと思っています。新卒の頃からそうした考え方を身につけてくれた会社や諸先輩方に感謝です。
若者へのメッセージ
「自分は社会で何をしたいんだろう?」と迷っている人は少なくないのではないでしょうか。
実際、私も学生時代にそう思っていた一人で、大学を休学してまでオーストラリアに留学しましたが、結局その答えは見つからないまま社会人になりました(笑)。
でも、今になって、結果それでよかったんだということが分かりました。一つの会社に居座り続け、一つの仕事だけをやり続けるという時代ではなくなった今、選択肢の一つとして「今何をしてみたいか」「自分は何に興味があるか」の軸で色々な会社、仕事、環境に身を置いてチャレンジしてみるとよいと思います。
そうしていくうちに、「あっ、これ好きかも」「この仕事をしている自分が好き」と、自分が知らなかった自分が見つかってくるはずです。それって一瞬遠回りかなと思いますが、それまでの過程で得られた経験、知識、スキル、そして出会ったヒトとの縁は、最終的に全く異なる業界にたどり着いたとしても実はかなり活きてきます。
あなたの可能性とその可能性を秘めたあなたを必要としているヒト、企業、環境がこの先必ず待っていることを信じて突き進んでください。一緒に明るい未来を創っていきましょう。