Aziz Ahmed

アジズ・アフメッド

合同会社NowNever. 代表 https://www.nownever2020.com/

略歴

9歳で日本に来日。高校卒業後、2018年に共愛学園前橋国際大学入学。同時にケリングジャパンGUCCIで4年間勤務。2020年から任意団体でNowNever.を設立。翌年2021年に学生起業で合同会社NowNever.を設立し、大学卒業と同時にケリングジャパンGUCCIを退社。現在までに100社を超える企業様の制作を行う。

現在の仕事についた経緯

小学校のときに家族でパキスタンから日本に来て、異国でなかなか周りに馴染めず、家にあったパソコンでよく遊んでいました。パソコンが好きだったので、小さい時からマイクロソフトやアップルなどの分かりやすいIT起業への憧れがありました。
大企業を調べていくうちに、無意識に経営者であるビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズを尊敬するようになり、自分の好きなことで起業したい気持ちがだんだん出てきました。
動画作りは小学校から趣味でやっていたので、映画やドラマを観る時も、映像の撮り方や機材、スタジオなどの裏側に興味がありました。それが今の会社を起業するきっかけだったかもしれません。

仕事へのこだわり

社会は、それぞれが得意なことを持ち寄り、役割分担することによって成り立っています。NowNever.は、私たちが愛し、得意とする「映像」という分野で、この社会の力になりたいと考えています。魅力あふれる地域、そして伴走してくれる仲間とともに、人々の器となるような新しい「映像制作会社」の姿を目指して行きます。
自分たちが納得しないまま納品するのは嫌なので、凝って作りこんだ部分を気づかれなかったとしても、クリエイターとして心ゆくまで無駄を楽しむことにしています。
しかし、事業として成立させるためには効率も上げなければなりません。だからこそNowNever.では、多様性を最大限まで生かしています。
国籍も違えば得意分野もさまざま。多様性のなかで「心ゆくまで無駄を楽しみ、極限まで無駄を省く」。それが僕たちの掲げるスローガンです。
「今後どういう戦い方をしていくの?」と聞かれたら、「敵を作らない」と答えるかもしれません。自分の領域をとことん突き詰めて、開き、そこで戦う。NowNever.には他の人に真似できない多様性の力があるので、技術を磨くだけでなく「新しい器」として存在していたいですね。

若者へのメッセージ

何かを始めるきっかけに大きくて立派な理由はなくてもいいと思います。単純に、好きだ、得意かも等がとても大事だと思います。好きなこと、出来ることをトコトン突き詰め、誰かに必要とされるよう丁寧に努めることができれば、自分の納得のいく生き方が出来るのではないかと思います。
やりたいことが見つからない、どうしていけばいいかわからない、そんな時、まずは目の前の自分の出来ることに精一杯チャレンジしてみてはいかがでしょうか?