早稲田大学人間科学部を卒業後、大手食品会社に9年勤務し、マーケティングと企画営業を学ぶ。
その後、外資系保険会で21年勤務。その中で出会った様々な分野の方々と信頼の繋がりを築き、2021年に人生・プロデュース株式会社を設立し「総合オンラインアカデミー」を運営。
略歴
現在の仕事についた経緯
全体的に見ても部分的に見ても、世の中は良くなるどころか、むしろどんどん悪くなって来ています。その理由は様々あるのですが、ただ一つ言えることは「どの様な世の中であれ私たちはその中で生きて行かなければならない」ということです。
この限りある命を「何のために生きるのか」。
100人いると100通りの生き方があると思いますが「人は誰と出逢うか、何を学ぶかで人生は大きく変わる」。だから今、自分が出来ることを始めないと悔いが残る。コロナ禍にそう思い、2021年2月、人生・プロデュース株式会社を設立いたしました。
仕事へのこだわり
お恥ずかしい話ですが、35歳までは、ただひたすら自分の為に仕事をし、生きてきました。確かに当時も理念や理想を大切にしていましたが、しかし冷静に自分自身を見てみますと、自分の成績や業績を求めるあまり、ストレスを抱え、食生活も乱れていました。そして36歳の時、突然がんの告知を受け、その後約1年半仕事を休職しました。実はこの出来事がその後の人生を大きく変えることになります。
自分自身が死というものと向き合わなければならない状況になり、そこで大切なことに気付いたのです。「人生は長さではなく、どう生きるかが大切」と。
大局的に見ますと、人生の中に仕事があり、家庭があり、趣味があり、仲間がいます。ですからどうしても無意識のうちに「生き方」が仕事に出るのです。特に困った時ほど(笑)。
家族の支え、お客様の支え、仲間の支え、色々な方々の支えがあって今の自分があると、ようやく気が付き、自分の生き方を変えてから「出逢い」が大きく変わりました。
そして社会人という前に「一人の人間として」どう生きるかを学びながらそれを、仕事に応用・活用していくことを心掛けるようになると、まず初めに「信用」が生まれ、時間の経過と共に、互いの「信頼」を築くことができ、それが強固なものとなって仕事に反映してくる。仕事の本質は「信頼」であり「信用」です。その源は「人間性」であるということを、出逢った沢山の方々を通じて学ぶことができました。本当に感謝しかありません。
若者へのメッセージ
日本財団2022年「18歳意識調査」によりますと、自分の国の将来について、日本は「良くなる」と答えた割合は13.9%でした。これは中国・インド・イギリス・アメリカ・韓国を含めた調査6カ国の中で、日本は他国に差をつけて最下位となっています。因みに「悪くなる」と答えた割合は35.1%です。これが今の日本の現実です。若者が未来に希望を持てないのです。
「失われた30年」という言葉をよく聞きますが、はたして30年で済むのでしょうか。
ですから敢えて私は10代・20代・30代の若者に伝えたい。確かに世の中はすぐには変わらないけれど、一人一人の心の中に「人を思う気持ち」が有り、それを日々の生活や仕事で「実践」することが出来れば、先ずは自分自身が良くなり、周りが良くなり、やがてそれが集合体となりその先に波及して行く。そうやっていつの時代も社会は変わって来たのです。ですからこれからもそうです。私の持っている知恵やアイデアは、若者の皆さんに惜しみなく提供いたしますので、皆さんもぜひ夢と希望を持って頂きたいと思います。こう考えている大人はまだ日本に沢山いると私は実感しています。人との出逢いで、人生は劇的に変わります。志ある若者との出逢いを私も求めています。
未来は変えられます。