Endo Mariko

遠藤 真里子

株式会社レグルス / 株式会社プリエール 代表取締役社長 http://www.miyata-arc.co.jp/regulus/

略歴

千葉県生まれ神奈川県育ち。日本大学国際関係学部卒業。
新卒でトヨタ自動車ディーラーへ営業スタッフとして入社。男性中心の職場にもかかわらず営業成績を上げ、2006年営業スタッフ年間優秀賞受賞。
その後、2008年から株式会社プリエール(http://priere-first.com/)の取締役として勤務し、2015年代表に就任。
2022年、グループ会社株式会社レグルス(http://www.miyata-arc.co.jp/regulus/)の代表に就任。
父の経営する一級建築士事務所にも携わり、多方面で活躍中。

現在の仕事についた経緯

もともとこの会社の創業者は私の父です。学生時代から父の仕事内容には全く関心がなく、また父も強制する事もなく、私自身で自由に進路を決めてきました。車もバスケットボールも、好きなことは思いっきりやってきました。車の営業、女性支援、その時その時で自分のやるべき事と向き合ってきました。
子育ても一息ついた頃、そろそろまた人生の転換期の予感はしていました。そんな中、2021年に父から会社を継承し現在に至ります。
私というひとりの人間の中で、いくつもの人生を経験させてもらい、いろんなステージを踏んできたと実感しています。一見全く業種の違う仕事ですが、すべてが今に繋がったと確信しています。
今までの経験を生かして、人生の段階を追ってちゃんとステージが用意されていました。今までの自分が試される時だと思います。

仕事へのこだわり

仕事の経緯もそうでしたが、こだわりもそのステージによってもカタチを変えて来ました。

トヨタ営業マン時代は『発想の転換』にこだわっていました。
当時はまだ車の営業といえば男性メインの職だったので、新卒女性で営業?事務じゃないの?という雰囲気が漂う中、どこから湧き出るのか不思議ですが、すでに売りまくる自信はありました。
発想の転換で、車を売る時は車の話はしない。ご主人よりも奥様や子供。新人だからミスするかもしれません!も敢えてアピールしました。ネガティブに捉えられがちな部分を転換して、まさに自分の売りに変えてきました。

プリエール時代、営業マン時代に感じていた男女不平等や女性の力を活かしきれていない社会を、どうにか掻き回してやろうとこだわっていたのは『発信』することです。
女性って強いです。女性って頭がいいです。女性って要領がいいです。女性って同時にいくつもの事を並行して行えます!この女性の力を、もっと社会で活かしていくべきではないでしょうか。と提唱していました。
また、さまざまなジャンルで、女性が社会で活躍できる環境を整え、女性と男性がガッチリ組んでバランスの取れた社会の実現を。と私自信も色々な事に挑戦して、発信してきました。

そして現在のレグルス時代は、まさに今までの自分が試されるような人間力勝負の世界なので、思いっきり『自分らしく』にこだわっています。それぞれのステージを自分と向き合ってしっかり生ききってきたからこそ身についた自分らしさを、存分に発揮できたらと思っています。

若者へのメッセージ

2兎を追う者一兎をも得ず
それでいいんです。追ったという行動に価値があります。

何兎でも追ってほしい
巡ってきた機会には挑戦してほしい
片っ端から手を出してほしい
わくわくをいくらでも捕まえてほしい

成功も失敗も、その経験が宝物です。

ネガティブな発言に聞こえるかもしれませんが、人生うまくいくことなんて滅多にありません。
それを楽しめるメンタルを手に入れた者勝ちです。
『うまくいかない』って、悪い事でしょうか。実はこれが挑戦心をかき立てる絶品のスパイスです。
うまくいかなくて当たり前。失敗を恐れずにたくさん挑戦してください。

きっとうまくいきますよ☆