Fukuda Masatoshi

福田 雅敏

ロール・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役 https://role66.com/

略歴

新卒でリクルートグループに入社し、採用コンサルティング業務に従事。新人賞や営業MVPを複数受賞。チーフ職を経て、パートナー会社のGM・福岡支社長へ。独立し、現職。HR顧問や社外役員として複数の企業へ参画中。

現在の仕事についた経緯

学生時代から私の人生目標は、「生まれ故郷である九州の活性化」でした。それを実現するためには、「ひと」のエネルギーを最大化させることが重要と考えています。
「地域活性=企業の活性(働くひと)× 個人の満足度(住むひと)× 地域資源の発信(来るひと・買うひと)」と自分なりに定義し、これまでも“ひとをど真ん中”にした事業に携わってきました。
昨今、働くことの価値観が多様化したことで、企業の採用活動の難易度も高まり、人財の育成すらもこれまで通りでは通用しなくなっています。そうした人財課題でお悩みの、特に九州の企業様に対して「より深く関わり良くしていきたい」そういった想いでロールを立ち上げました。

仕事へのこだわり

「常に目的を忘れず、打席に立ち続けること」を、社会人1年目から意識してきました。
私は営業畑でしたので、採用コンサルティングの新人営業時代の例になってしまいますが、当時は1日に何十件もの新規企業様を訪問したりテレアポをしたり、今では考えられないくらいの量をこなしていました。でも、それを苦と感じたことはありませんでした。数をこなすことが目的になってしまうときつく感じたかもしれませんが、あくまでもその行動量は、「新しい企業様との出会いをつくること」が一旦の目的です。私は、今日何件新しい企業様と良い出会いを作れるか?と楽しみながらやれていました。
また、新人時代は、まだまだ打席につく数が先輩・上司と比べても少ないです。お客様も色んな方がいらっしゃいますので、その時々の状況判断なども、打席に立った経験が無いとわからないものです。筋トレと同じで、いきなりマッチョの肉体美は手に入りません。それを手に入れるためにも、筋トレ期間の「集中体験」が必ず必要なのです。自分自身の営業基礎力の土台づくりと思えば、膨大な行動量も不思議とやれました。
そこから、お客様と出会いお客様の課題解決ができた時にはじめて、その仕事の「価値実感体験」を感じることができます(私の場合は、お客様へ採用成功に向けて提案し成功した瞬間)。
どの仕事にも必ず「価値や意義」があります。一方、目の前の仕事に忙殺され、仕事の意義や意味を感じれなかったりすることもあるかと思います。でも、その事業や仕事を通じて、必ず喜んでくれる方がいるのは間違いないです。何のためにやっているのか?こうした目的を忘れずに、打席に立ち続けることは、私は今でも大切にしています。

若者へのメッセージ

私から偉そうなことは言えませんが、1つ言わせてもらえるのなら「人生の主役はあなた自身」ということです。友達が、上司が、会社が、日常生活において色んな悩みがあるかもしれませんが、現在(イマ)の自分があるのも、自分自身が「選択」してきた結果だと思います。
もし、不安や不満を感じる日々を送っているのなら、過去と他人にとらわれず、自分にとってその意思決定は一番ベストかどうかをしっかり考えて選択してみてください。そうすることで、結果的に自分と未来を変えられるかもしれません。
人生の主役はあなた自身だからこそ、自分が選択してきたことを否定したり、後悔してしまう人生は送りたくないですよね。自分自身としっかり向き合って、納得のいく選択をしていけばきっと未来は明るくなると思います!