日本では中卒。アメリカでは高卒。でも、経験値は人一倍!「歴」ではなく「個」で輝く人生を目指す。14歳で渡米して以降、20年以上に渡り日本と海外を行き来する中で磨いた国際性を武器に、乳幼児専門のマルチリンガル保育園・3歳以上の未就学児向けインターナショナルスクール・留学会社などを経営する。2022年6月29日には、日本の選ばれし女性経営者として「自由を手にした女たちの生き方図鑑」を出版。他20名の女性経営者等とともに、凝縮されたメッセージを執筆。公教育や私学における、中高生向けの講演も行う。

略歴
現在の仕事についた経緯
自分の価値観なんてたかが知れていることに気づき、今持っている価値観が一瞬で凌駕されることで人として一皮剥ける快感を味わってほしいという想いから留学会社を設立しました。
世界中の教育シーンから得た良いとこ取りで、マルチリンガル保育園を開園、その後3歳以上の受け皿として鹿児島県初の本格インターナショナルスクールを開校しました。
仕事へのこだわり
職場環境の価値は経営者が創り、現場の価値は職員が創るものであると考え、現場はその道のプロを信じて任せています。保育部門では、“先生が楽しければ、こどもはもっと楽しい”。だからこそ、スタッフが何か判断する際に考えと基軸となるよう、理念、方針を明確に伝えるようにしています。
物事に「失敗」はなく、すべてが発想を広げるチャンスであり、「成功か学び」しかありません。そのように信じて、だれよりも泥臭く、打席に立ち続けるからこそ得られるホームランのチャンスを常に狙っています。
若者へのメッセージ
女性経営者という存在は、日本社会ではまだまだレアキャラです。名刺を受け取ってもらえない、男性経営者と同じように扱ってもらえない経験も多くあります。
14歳で単身渡米を決意させた裏に「いじめ」があり、それを乗り越えた先の私には、この上ない幸福と個として輝く日々が待っていました。
人はみな、汚いものを先に知らなければ、美しさの意味が分からないようにできています。だから、前を向き、糧にしようと意識すること。自分にない何かを教え、人としてパワーアップさせてくれるすべての出来事に感謝すること。その繰り返しが、一歩を踏み出すことのできる自分の思考習慣を作ってくれます。