Gamou Yoshisato

蒲生 嘉達

株式会社 慶コンサルティング 代表取締役 https://www.kei-it.com/

略歴

中央大学法学部卒業。新卒で特許情報関連会社に就職。その後、ソフトハウスに転職し、13年間在職。SE・プロジェクトリーダーとして数多くのシステムを手掛ける。1998年 株式会社慶を設立し、代表取締役に就任。2009年 農家専用ショッピングモール「農家.com」を開設。2013年 株式会社慶コンサルティングを設立し、代表取締役に就任。2022年 株式会社健康ブルーベリーを設立し、代表取締役に就任。約8,400㎡のブルーベリー農園を開園。
著書に「ソフト会社の心臓」(幻冬舎ルネッサンス)。

現在の仕事についた経緯

20代半ばにパソコンに出会い、プログラムの勉強を始めました。それ以降40歳くらいまでは、ソフトウェア技術者として、最新の技術にチャレンジしました。
その後、40歳で起業。(起業の理由はサラリーマンには向いてなかったからだと思います。)
それ以降は、ソフトウェア技術は部下に任せて、経営に注力しました。
50歳前後から農業に興味を持ち、農業の勉強をして、休みの日は農作業に打ち込みました。家庭菜園は60㎡、市民農園は200㎡、ブルーベリー農園は8,400㎡という具合に発展しています。
ソフトウェア会社としては安定した成長を目指し、農業で新規事業を進めています。
現在はソフトウェア会社の経営8割、農業2割という時間配分で生きています。

仕事へのこだわり

遠い将来の目標を設定して努力するというよりも、その時々で夢中になれることに打ち込んできました。それは努力でもありましたが、その時点で楽しいことでした。
プログラマーをやっていたときは、寝てるときもプログラムのことを考えていました。休みの日もプログラムの勉強(OS、開発言語、開発技法など)をしていました。
それを長期間続けると、ある時点で、別の分野に興味が湧いて、次はその分野に打ち込むという生き方をしてきました。
今でも長時間労働していますが、仕事・遊び・勉強・趣味の区別が曖昧なので、疲れません。

若者へのメッセージ

60歳過ぎた周囲の人たちには、退職し、仕事がなく、収入も年金のみという人も多いです。
若い人たちには、できれば起業し、老後も働けて稼げる仕事を持って欲しいと思います。
結果的に私もこのような境遇になりましたが、最初から狙って生きてきたわけではありません。その時々で夢中になれることに打ち込んできた結果です。
したがって、若い人たちには、長期的な目標よりも、まず現時点で夢中になれることに打ち込んで欲しいと思います。