Harada Akifumi

原田 昭史

株式会社ネステア 代表 https://www.nesteajapan.com/

現在の仕事についた経緯

一言で言えば、人とのご縁です。
若い頃、大きな失敗を経験した直後の苦しんでいた時期に、地元の友人からの紹介で、初めて建設業に飛び込みました。日々ガムシャラに仕事に没頭し続けた結果、仕事に対する私の姿勢や実績を高く評価していただき、ある企業からヘッドハンティングされました。
その時に出会った取引先とのご縁から、現在の会社を設立する運びとなりました。
当時は不安もあった船出でしたが、事業拡大とともに、人との出会いやご縁も増え、仕事が連鎖的に舞い込むようになりました。

仕事へのこだわり

行動力とレスポンス力は重要だと感じます。これに関しては、私自身、若い頃から自然と実践していたことなので、特別だとは思っていませんでした。
従業員や経営者仲間は、圧倒的すぎる私の行動力に驚く人間が多く、それが実践できない人間が多いのだとその時に感じました。
行動力があると、相手に与えるインパクトも大きく、印象が変わります。さらに、相手との距離をぐっと縮める効果も期待できるので、仕事も進めやすくなります。
それが、結果として仕事の好循環を産んでいるのだと分析しています。

また、身近な仲間には教えながら学ぶことを意識しています。
インプットとアウトプットを同時に行うことで、相手と自分に知識が身につくので、会社ならば社内活性化にもつながりWIN WINになるというわけです。
もちろん、相手に教えるためには、内容を理解していないと説明ができませんから、必然的に覚えるスピードも速くなります。

他にも、従業員、家族、仲間や友人など、周囲と積極的にコミュニケーションを取るようにしています。どこに重要な情報が転がっているかは分かりませんし、話しやすい環境と関係性をつくることで、仕事は円滑に回ると思っています。

若者へのメッセージ

売り手市場の現代は『個のチカラが重要』とも言われますが、決してそれだけではないと感じます。
私は若かりしときに、苦難や失敗を数多く経験してきましたが、最終的には全て乗り越えることができました。そしてそれは、人と人とのご縁や繋がりによって解決に導かれることがほとんどでした。
ですから、皆さんには多くの失敗を経験して、たくさんの人の教えを乞い、その壁を乗り越えて欲しいと思っています。苦難や失敗を経験した人間は、他人にも教えられる洗練された人間になれることを、私自身が一番よく知っていますから。