商業高校卒業後、新卒でアパレルファッション企業（経理部）に入社。その後CADと出会い退職。
CADを一生の職業にしたいと一念発起し、「CAD講師」として起業独立。フリーランスのCAD講師、オペレーターを経て、株式会社コンティニューを起業する。
建築士・CAD等の必要資格を取得。CAD歴36年目。CAD講師歴34年目。
現在は主に法人社員様むけに「CAD講習」をメインに活躍中。
著書に「CAD入門者のための初めての建築設計、ソフトバンクパブリッシング」「５日で描けるAutoCAD＆LT建築編、週刊住宅新聞社」などCAD専門雑誌に取り上げられること多数。社会人スクール全国講師満足度受講生アンケートでナンバーワンを連続受賞。
略歴
CADとの衝撃の出会い
商業高校卒業後、アパレル企業の経理として正社員で働く中、専門的な技術を身に着けて働きたいと考えていた矢先、偶然CADと出会い、一念発起したことが、きっかけです。
仕事へのこだわり
「仕事への想い」
仕事へのこだわりは、仕事を始めたころから変わっていません。
難しいCAD技術を解り易くお伝えする事はもちろんのこと、明るくコミュニケーションを大切にし、「この時間の指導が自分にとって人生最後になっても後悔の無いようにやりきろう」「相手を思いやる気持ちを大切にしよう」「受講生を自分の子供だと思って（思わせて頂き）接しよう」と常に考えています。
きっと、受講生側から見ると、どんな先生なのだろう？質問したら怒られたりしないかな？など不安要素が多い授業初日となると思いますが、出会った瞬間から、その不安を払拭します。受講生が遠慮なく質問がしやすい環境つくりをしたうえで、個々の習得度をその都度コミュニケーションをとり、確認し、進行していくようにしています。
「仕事をしていくための努力」
私自身がCADを始め、勉強していく過程で悟ったのがCADは図面を描く為のツールであり、「CADの知識」だけではなく、「読図できる力」も必要だと感じ、フリーランスCAD講師、オペレーターとして、建築・土木・機械・電気・プラント・アパレル・技術開発研究所に至るまで様々な企業にて、働きながら幅広い知識を身に着け、建築士や福祉住環境コーディネーターなどの資格も取得しました。私自身のCAD技術は、手描きとCADのHybridでできています。独学で技術を習得し、何度も壁を乗り越えてきたからこそ、私の受講生さんには遠回りせずにすむ効率よいテクニックをお伝えすることができると思う為、働きながら勉強を重ね困難な中でもChallengeしたことは今に活きていると感じます。
結果、勉強した技術はまちがいなくその人の宝物となり、技術となり、社会に還元されると思っています。日本のものづくりの基盤において、CADは大切な1ピースとなる為、とても大切な仕事をさせて頂けていることに心から感謝し、私も進化し続けていきたいと考えています。
若者へのメッセージ
「やりたいこと、好きな事に思いっきりチャレンジしてみよう」
若い時は自分自身の為に時間を使うことができる貴重な時期です。色々なことに挑戦して、沢山の中から自分がやりたいことを見つけられたら良いですね。好きなことをやる為には好きではないことも沢山経験すると思いますし、様々な体験の中から自分で学び、新しい扉を開けChallengeすることが大切だと思います。頭の中で考えているだけでは何も変わらない。夢をかなえるためには実行力が必要です。
「ハッピーかどうかは自分の心が決める」
私は自分が幸せと思う基準がとても低いので、例えば朝起きて空を見ながら今日も生きている！ということに感動し一日頑張ろうと思ったりします。何でも当たり前と思わず、元々「無」の状況に自分がおかれていることをスタンダードにすると、小さなことの1つ1つがキラキラして見えてくるのです。全ての事をポジティブに考えることが大切なのではなくて、人間ですからもちろんネガティブな事を考える時もありますが、どんな時でも現状をまずは正直な気持ちで受け止めてそれを自分でどうプラスに考えて行動していけるかで、未来が変わってくると思います。
人生は一度きり。今を大切にカラフルな人生を楽しもう。応援しています。