20歳の頃からこの業界に入り、はじめは同級生と2人で仕事をしていました。
しかしもともと人に使われることが苦手ということもあり、その2年後には個人事業主として独立。
そんな経緯ではあったのですが、独立して「1人では仕事を回していけない」ということを痛感すると共に、人と一緒に働くことの大切さを見つめ直し、積極的に人集めに走るようになりました。
人数が増えてくると当然ながら仕事も増やす必要がありますから、営業にもより一層身が入るようになり、売り上げは徐々に伸びていきました。
そこである程度の安定性が得られたことから、2011年に法人化した次第です。
現在の仕事についた経緯
仕事へのこだわり
誰かのために仕事をする、ということでしょうか。
弊社は足場工事事業を主軸としながら、塗装業、さらには美容・健康事業部として岩盤浴運営も行っているのですが、最初は足場工事に主眼を置いて支店を全国展開していきたいと考えていました。
しかし事業を営むうちに、生まれ育った地元に会社を設立した限りは地元に貢献したいと思うようになり、地域住民の方々に喜んでもらえるような事業を多分野で展開していくようなスタンスに舵を切りました。
それは、私自身がお客様や従業員などさまざまな人がいるからこそ事業は成り立つということを実感し、自分の利益のためだけではなく、誰かのために仕事をしたいという気持ちが強くなったからだと思います。
したがって、元請け企業やお客様など、仕事で関わる方々とのコミュニケーションや信頼関係の構築もより重視するようになりました。
でなければいい仕事にも繋がりませんし、せっかく繋がったご縁もたやすく切れてしまうからです。
最終的に「イーストカンパニーに頼んでよかった」と皆さんから思って頂けるような仕事、関係づくりを常に意識しています。
今後の目標
今後とも地域密着型企業として事業を拡大していきながら、地域活性化の一助となれるような取り組みも視野に入れていきたいと考えています。
そのためには会社の知名度の向上や人材教育など課題はさまざまにありますが、社員やお客様、地域の方々、および弊社に関わる皆が笑顔になれるような企業を目指して邁進していきたいと思います。
若者へのメッセージ
すでに働かれている人もこれから社会に出る人も、仕事をしていると周りから「若い人は」と言われることがあるかもしれません。しかしそういったいわれのない風評は気にせず、むしろ吹き飛ばすくらいの勢いをもって目の前の仕事に取り組んで頂きたいですね。
そしてそのときには、「誰かのために一生懸命頑張る」という姿勢をぜひ大切にして頂きたいと思います。自分のために、楽なことをして稼ぎたいという気持ちは私もよくわかります。しかし、そうするとごく少数の人しか幸せにできませんし、自分に返ってくる喜びも微々たるものになってしまうでしょう。
であれば自分も周囲の皆も含め、多くの人達が喜べるような仕事をした方がいいのではないかと思うのです。
私自身、若いうちに独立したこともあってさまざまな紆余曲折、試行錯誤を経験してきましたが、一攫千金を狙うようなことはせず、ただひたすらコツコツと「やる」ことを継続した成果として今日という日があるのだと思っています。
仕事もプライベートもとにかく動くことを重視して、その時々の結果を見ながらまた動く。
地道なことではありますが、その積み重ねで皆さんの望む未来は必ず手に入れられると思います。