Hirabayasi Naomi

平林 直美

おこサポ(共働き家庭の子供の学習・家事サポート) 代表取締役 https://ocosapo.com/

現在の仕事についた経緯

私自身、仕事をしながら、子育てや家事をこなすことはとても大変だと感じています。家庭教師の仕事で帰宅が遅くなることも多いため、個人契約のマッチングでシッターを依頼していましたが、信頼できそうな方で、且つ学習までみてくれる方を見つけるのは骨の折れることでした。
また、生徒のご家庭との話題においても、「共働きで多忙のため子どもの家庭学習に関わる時間がない」といった声が多くあがっていました。こうした背景より、家庭において子どもの見守りに留まらず、学習からお手伝いまで、幅広くサポートするサービスを開始しました。

仕事へのこだわり

忙しい日々の中で、子育て、家事を少しでも手伝ってもらえることで、仕事から帰宅後のストレスは大きく解消されます。仕事、子育て、家事に追われ、ストレスを抱えている多くの保護者の方に、【おこサポ】のサービスで、少しでも肩の荷をおろして頂きたいと願っています。また、子どもの側も、学校や学童保育といった集団の世界から離れ、家庭で自分らしさを回復する時間が持てるように、そして未来を生き抜く力を育てていくことができるように、と願っています。
近年、増え続ける共働き、核家族などの家族構成の変化で、保護者の子育て・家事にかかる負担は増え続ける一方です。【おこサポ】により、子育て・家事の負担を軽減し、社会に少しでも役立てる仕事をしていきたいと考えています。

私は、元々は教員として私立中学高校にて、主に13歳から18歳の生徒に関わっておりました。専任で始め、出産後は、非常勤講師と個人で作文添削、家庭教師のダブルワークで20年ほど続けてきました。ダブルワークとはいえ、中途半端な自分にずっと悩み続けてきました。悩んだ末にたどり着いた答えが【おこサポ】です。
【おこサポ】は、子どもの教育については、小学1・2・3年生の個別指導に徹しています。集団指導では届けられない、個の特性に合わせた指導。高校3年生までの教育をみてきたからこそ、大切に考える小学校低学年時の家庭での基礎学習の習慣。国語専門に継続してきたからこそ、大切にしたい読書、読解力の基礎。
中途半端な私の人生の中から、断片をつなぎ、少しでも皆様のお役に立てるように、一つの形にしてみました。どれも小さな家庭での習慣ですが、継続してサポートすることで、子どもの将来に大きな花を咲かせる土台になることと考えております。

若者へのメッセージ

~恐れず未知の世界の扉をあけて、新しい景色を眺めてください~

中途半端な生き方を何十年も続けてきた私の反省から、この言葉を贈ります。なぜ、中途半端であったのか。その理由は、新しい世界に飛び込むことを恐れていたからです。
希望を抱いて出発しても、必ずしもそれが自分にとって最適であるか、最善の環境であるかはわかりません。また途中でどんな辛いこと、困難が待ち受けているかもわかりません。しかし、どんな状況に出会っても、最善の道を開く勇気をもってください。長い行く手のなかで、数々の失敗、困難は、きっと生きている限り続くでしょう。その度に、改善し、前へ進んでいけば良いのだと思います。
安全、安心な道を得ることも必要ですが、未来は誰にもわからないものです。あなたが見ている景色が、1つしかない、なんて誰にも決められないことです。あなたが新しい景色を描く勇気があれば、いくつもの扉が開かれることと信じています。