1997年、アバンスを創業。2005年に「天六ARROW」「TUONO」の2店舗を統合し、次世代ホール「FREEDOM」をオープン。その後、レストラン事業やヘルスケア事業、場外馬券場などを展開。不動産事業では、2009年に大阪上本町に「FUSION+」、2016年にJRユニバーサルシティ駅前に「ユニバーサルシティ和幸ビル」をそれぞれ取得。
略歴
現在の仕事についた経緯
アバンスの始まりはパチンコ・スロットのアミューズメント事業です。今も変わらずに大事な事業であることは間違いありませんが、この事業だけでやっていくという考えは創業当初からありませんでした。
事業については常に、継続的かつ発展性を考えられる形態づくりに取り組むべきだと考えています。そのためには、現状に囚われず変革を求めて行かなければならないと思っています。
仕事へのこだわり
日本は今、少子高齢化の社会になっています。既存のマーケットは裾野を広げる見込みが難しく、ますますコモディティ化が進んで、生き残りを賭けた戦いが激化すると予測されます。
今後、より重要になってくるのは「付加価値をどこに求めるか」です。
日本では、日本的社会教育の下で、大きなリソースとして、サービス業における強みを世界に打って出るべきだと実感しています。そのような思いから、飲食もエンターテイメントと考えて事業を展開しました。
食事もそうですが、その場に居て感じられる接客やサービス、お店の雰囲気など、何かを楽しみに来ていただけるものを提供することが大切だと感じています。
コストパフォーマンスにこだわり多店舗化する方法もありますが、私が目指すのは「差別化」です。お客様に選ばれるために、どんなサービスなら感動していただけるかを熟考して、ユニークな存在になることが肝心です。調査も必要ですし、自分もスタッフも遊びを知り、そこから学んで活かすことも欠かせません。
知り得た情報をもとに、色んな事業について、可能性のあるものにはチャレンジの出来る組織であるべきだと考えています。