大学卒業後、新卒で航空会社に入社。空の安全性と顧客満足度の追求、多種多様な価値観の中で対応力を高める。その後、ベンチャーキャピタルのアシスタントや人事部の教育担当を経て、フルリモートワークの起業支援会社と出会う。経営者の側で働くことにより起業スキルを高め、2009年リモートスタッフ（在宅秘書）採用・定着支援サービスを立ち上げる。
以降、10年以上にわたって経営者を支援しており、在宅秘書の志望者も常に2000名が登録している。経営者からは「優秀な人材」「定着率サポートが安心」、在宅秘書からは「自分らしく働ける」との声が多い。
女性の就労支援と、在宅秘書の活用を通じて企業の事業成長に貢献している。
略歴
現在の仕事についた経緯
ライフイベントに左右されず、ずっと働き続けられる環境を求めた結果、出てきた答えが起業でした。
起業スキルを高めようと、完全リモートの起業支援会社で働く中で、企業の成長スピードを阻む代表的なものが「人材採用」だという事実に直面しました。良い商品やサービスを提供しているに関わらず、信用力やブランド力がないため、採用に苦労する小さな会社が多く存在します。
一方で、世の中には、能力がありながらも働ける時間や場所に制約がある女性が本当に多くいます。
その両者を結びつけることで双方に喜んでいただけるだけでなく、経済成長や働きがいの創出に貢献できると考え、2009年にリモートに専門特化した人材採用やリモートワーク導入支援をスタートしました。
仕事へのこだわり
社会人になって以来、ずっと大切にしてきたことは2つです。
1つ目は、「プロフェッショナル」、2つ目は「チームワーク」です。
まず、プロフェッショナルについてですが、これは個々が自立した完成形を目指して絶えず努力していくことが大切であること、またお客様に対して責任を持つという意味もあります。お客様の期待値を超えてはじめて商品やサービスの価値を感じていただけるため、この点を常に意識しています。
次にチームワークについてですが、プロ意識を持った強い個であったとしても、単体では限界があります。強い個が結集し、力を合わせることで、更に大きな成果につながると考えています。
この仕事に対する考え方、価値観は、新卒で入社した航空会社で培われました。
飛行機はパイロット、客室乗務員だけでは飛ばすことはできません。整備士、地上スタッフ、運行スタッフを始めとした、各部門のスペシャリストが力を合わせてはじめて安全運行、定時運行が実現します。当然ことながら、販売部門、流通部門など、運行とは直接関係しない部署の力も必要です。
この考え方、価値観は全ての仕事に通じることだと考えおり、また私の仕事に対する指針にもなっています。
また、もう一つ大切にしているのが、「関わる人がWin-Winであること」です。
現在、リモートに専門特化した人材採用やリモートワーク導入支援を行っていますが、人材を採用したい企業、求職者ともにWin-Winの状態でなることを最重要視しています。今後もこの点にこだわり、事業を行っていきたいと思っています。
若者へのメッセージ
若いときにしかできないことは山のようにある。
気になったことは、全てやればいい！
多少の出費が続いても、気にすることはない。
先のことは考えすぎず、人生は楽しんだ者勝ち！
これは、20歳の私に言いたいことです。
大学からひとり暮らしをしていたこともあり、いろいろなことを「お金がかかるから」と我慢して過ごしてきました。経済観念が身についたり、多少の貯金ができたりと良かったことももちろんあります。
しかし、20歳に戻れるなら、もっと自由に思うままに時間もお金も使い、たくさんの経験をしたい。多くの価値観に触れて選択肢を広げたい。
そんな風に思います。
時間もお金も浪費はダメですが、投資はどんどんすべき！
仮に失敗したとしても、失敗という経験を得ることができます。その失敗を次に活かすことができたら、それは失敗ではないですものね。
ぜひ人生を楽しんでください！