法政大学法学部政治学科、体育会ゴルフ部卒業後、某大手メーカーに勤務するも、同時に日本プロゴルフ協会のティーチングプロ資格を取得。3年で退社後、レッスン活動に専念。
1998年にジャックニクラスゴルフアカデミーにインストラクターとして就任。16年間に渡り、アマチュア、プロのレッスンをし、マスターインストラクターになる。
2014年に独立し、表参道にRESTORE golf&selfを立ち上げる。
略歴
現在の仕事についた経緯
大学時代にレッスンのアシスタントのアルバイトをした際に、人に教える楽しさ、生徒が出来るようになる楽しさを知りました。卒業後すぐに資格を取って、インストラクターになりたいと思い、大学3・4年時には猛練習をしました。
日本に来ていたアメリカのマイクマラスカに出会い、彼のプロフェッショナルな佇まいや姿勢に引き込まれ、ジャックニクラスの一員になる夢を持ち、実現させました。
独立してからも、彼やニクラスの名前を汚さないように、ゴルフの上達とは何かを日々学びながら指導しています。
仕事へのこだわり
卒業後3年間、某大手メーカーの接客業を勤めて学んだ、「人と人との大切さ」は絶対条件に、お客様の役に立つようにレッスンをすることは、当初も今も変わらないところです。
「ゴルフ技術を教えるだけではなく、その人の心まで幸せにしたい。」そんな思いで立ち上げたのが屋号でもあるRESTORE golf&self(ゴルフと心を再建、修復)の由来です。
私がゴルフレッスン活動を始めた頃は、やっとレッスン本などが出てきて、ビデオ動画で理解してもらうということが出来るようになり始めた時代でした。
自分の経験が浅かったこともありますが、時間を延長してでも、その人に納得していただけるまで毎日レッスンをしていたのが、後になって評価されていたことだと知りました。
スイングの動き、自分の経験値、プロを指導しツアーに帯同して知った経験値、そのようなものでレッスンをしていた時代が長くありましたが、この10年でボールの弾道測定器が出回り、新たな事実を学んだり、動きまで数字化したりすることができるようになり、一気にゴルフのレッスンの仕方も変わったように思います。
現在は「スイング」を教えるというよりは、「ゴルフクラブ」そのものを理解する為に、クラブ設計家の方などから学び、ゴルフ工学、ゴルフ力学をベースに「動具」を理解して効率よく扱うことで正しいスイングに導くようにレッスンしています。
若者へのメッセージ
自分が「これで上を目指していきたい」と思えるものに出会ったら、すぐに成功はないので、多くのものを学びに行って、下積みをしっかり頑張ってほしいと思います。
これは多くの業種の方と出会って、話を聞き、私自身も感じて実行してきたことです。
この厳しいと思われる努力をやり切れた人が最後はその世界で生き残れるのだと思っています。
若いからこそ、色んなことにチャレンジすることも可能だと思います。もしそれが失敗で、思っていた業種とは異なり、別の業種にいったとしても、本気で学んだものは必ず活きると思います。
また、知識が少ない若いうちは、人の真似をするのも一つだと思いますが、自分が質問されてもしっかり裏付けが説明出来るようにして、上部だけの真似はせず、わからなければ質問してでも理解して飲み込んで欲しいと思います。
そして、自分の思想の幹をしっかり構築し、流行りなどに乗らない「本物」を発信していれば、必ずその業界で生き残れると思っています。