Ishii Daisuke

石井 大輔

株式会社キアラ 代表取締役 https://kiara.team/

略歴

株式会社キアラ代表取締役。京都大学総合人間学部卒。伊藤忠商事欧州駐在。
多言語ワークプレイスでの生産性改善AIツール「Kiara Translator」を開発し、世界市場に販売。
「働き方の未来とオフィスワーカーの幸せ」を自社・他社事例をもとに研究。 アジア・欧米での勤務経験から外国人との協業手法にも精通している。

著書
『機械学習エンジニアになりたい人のための本 – AIを天職にする』(翔泳社・単著)
『データ分析の進め方 及び AI・機械学習 導入の指南』(情報機構・共著) 『現場のプロが教える前処理技術』(マイナビ出版・共著)
『コロナ vs. AI 最新テクノロジーで感染症に挑む』(翔泳社・共著)
『医療AIの知識と技術がわかる本』(翔泳社・共著)
『AI・データ分析モデルのレシピ』(オーム社・共著)
『働き方のデジタルシフト⸺リモートワークからはじめる、しなやかな組織づくりの処 方箋』(技術評論社・共著)

現在の仕事についた経緯

伊藤忠商事で欧州に駐在した経験を活かし、 勢いのあったインターネット業界でITコンサルを始めたことがきっかけです。
2015年にはサンフランシスコに移住し、本場シリコンバレーの潮流を掴みました。 500StartupsやY Combinator (=予選のStartup School)など起業家育成組織に所属して、自社事業を伸ばすため奮闘しています。
夢はでっかくNASDAQ上場。グローバル市場で戦えるよう頑張っています。

仕事へのこだわり

直近は三鷹・西荻窪などアニメの聖地に住み、漫画家やアニメーターの人生をリサーチしながら、その魂をプロダクト作りに活かせないか研究しています。
IT業界は単に大きなトレンドの波に乗るのも一種の成功方法です。
ただせっかくなら“私の人生の総決算”とも言えるプロダクトづくりをして世界一になりたいです。
そう思い棚卸すると、少年時代に得意だった“数学”というスキルに辿り着きました。AIブームは少し落ち着きましたが、AIは数学の一ジャンルに過ぎず、最近は博士号の指導者のもとで毎日セッションをしていますが、数学の応用範囲に驚く毎日です。
これは“数学の適用市場で未開拓分野が大きく広がっている”ことを意味します。 まさに宮崎駿監督が絵を描き続けたように、本田宗一郎さんがバイクを作り続けたように。
“自分にとってワクワクする数学に24時間夢中になる”ことを心掛けています。 不得意分野のスキルなんて放っておけばいいし、そこで勝負するとお客さんを中途半端にしか幸せにできないと考えるからです。

若者へのメッセージ

40・50代の頭を踏み付けて、じゃんじゃん大きな事をして頂けると世界が良くなると思います。
情報が無限に手に入る時代。寿司屋で魚がタダで仕入れられる様なものだと思います。魚がタダだったら寿司屋にならない手はないですよね?
私の人生だとプログラミングスクールに40歳で入学したのが大きな転機になりました。やはりインターネットは、“使う”より“作る”方が100倍楽しいです。 そして“作るのをかじる”だけでも30倍楽しくなります。
別に職業エンジニアになれなくても良いと思います。
Twitterが良いとか悪いとか、批判者になる前に、自分でSNSを作って世に広めると、“似た様な批判をビジネスオーナーとしての自分が受け、悩んで工夫する”ことになるの で、この“ソフトウエアものづくり”の感覚が2020年代とても大切だと思います。iPhone50が出る時は、もうiPhoneは不要になっているでしょう。
でもその未来の生活を想像するとワクワクしますね。
ドラえもんが生まれる2112年9月3日まで90年。もうすぐですね。

メディア出演歴

『AI共存ラジオ 好奇心家族』 (TBSラジオ)にて、AIニュース解説役で毎週レギュラー。
『Abema Prime』 (テレビ朝日)にて、Team AIの活動とAI人材市場を解説。
『人工知能業界著名人Twitter10選』(AI NOW)選出。

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