Ishikawa Yuya

石川 優弥

株式会社Aoiコンサルティング / 税理士法人Aoiパートナーズ 代表取締役CEO https://aoi-partners.com/

略歴

秋田県出身。学生時代、サッカー国体少年男子主将。インターハイ&高校サッカー選手権全国大会出場。東日本選抜にも選出される。その後プロの道を諦め、20歳で公認会計士試験合格。明治大学経営学部卒業後、EY新日本有限責任監査法人に入社。上場企業の会計監査、内部統制監査、国際会計基準での会計監査等を経験。2020年より医療法人の理事に就任。EY新日本有限責任監査法人を退職後、Aoiグループを設立し、代表取締役CEOに就任。

現在の仕事についた経緯

私の学生時代は勉強とは無縁の生活で、サッカーにすべてを捧げ、本気でプロサッカー選手を目指していました。しかし、プロの道はそう甘くなく、志半ばでプロの道を諦めることになりました。何一つ結果を残すこともなくサッカーから離れたため、大学に進学した際には何にも夢中になれていない自分が嫌でした。
そこでサッカーで結果を出せなかった分、今まで逃げ続けてきた勉強で結果を出すしかないと思い、大学の学部が経営学部ということもあり公認会計士の勉強をスタートしました。当時は、完全に承認欲求を満たしたいという不純な動機でしたね(笑)。これが私の公認会計士との出会いです。

仕事へのこだわり

私の仕事へのこだわりは大きく2つあります。どちらも基本的なことですが重要なことだと思っております。

1つ目はスピード感です。
これはクライアントに対しては言わずもがなですが、私は自分自身に対してもスピード感を意識しています。私の人生のテーマとして、「50歳で死んでもいい人生を送ること」を掲げており、何をするにしてもそれが行動の軸にあります。公認会計士として起業したのも24歳ですが、周囲からは「早すぎない?」とのお声をいただきました。しかし、既述した私の人生のテーマからすると当然の選択であるのです。仕事をしていく中で様々な重要な意思決定をする場面があります。その時にも常にこの人生のテーマを意識して意思決定していきたいものです。

2つ目は結果を出し続け、結果にこだわることです。
結果を「出す」ではなく、「出し続ける」ことが重要だと思っています。私の仕事はクライアントからの信頼が全てです。一度結果を出しただけではクライアントからの信頼を得ることはできず、継続してクライアントからの要求に応える必要があります。そうして初めてクライアントとの信頼関係が生まれるのです。
また、結果にこだわることも非常に大事です。結果にこだわらないでいるといつの間にか負け癖がついてしまいます。負け癖がつくと「このぐらいでいいや」「どうせ…」という気持ちが意思決定を邪魔します。プロとして仕事をする以上、結果にはこだわり続けなければならないと思っています。
仕事は人生の大半を占めます。自分なりのこだわりを持って仕事をすることで楽しい人生を送れるのではないのでしょうか。

若者へのメッセージ

私も若者の一人だと思うので若者に対してアドバイスするほどの立場ではありません。しかし、若者の力で日本は変えられると本気で思っています。
若者は経験が足りないと言ってくる人間も多いでしょう。私もよく言われました。というより、今もたくさん言われています(笑)。そのような言葉を一意見として受け入れることは大事ですが、鵜呑みにする必要はないと思います。
自分を信じて貫いてほしいです。お互い頑張りましょう!