Itazu Yuka

板津 由華

Money Atrium株式会社 代表取締役 https://manehapi.info/

略歴

18歳で世界一周(Peace Boat)、日本一周の経験あり。
南米ペルーの博物館、日本の民俗学博物館に勤務。大学院修了。
日本大手某金融機関、世界大手某金融機関でトップ営業として社長賞をはじめ、数々のアワードを受賞。延べ15,000名以上の資産運用の相談実績あり。
IT業界でMarketing/Sales/Service等を学び、「金融×IT」で社会貢献をしたいと強く決意。
2020年、MoneyAtrium株式会社設立。
現在は、誰でも気軽にお金について学べるようYouTubeにて動画配信中!法人・個人向けに資産運用のアドバイスやセミナーなども行っている。

現在の仕事についた経緯

私自身、「女の子だから教育なんか受けなくていい」そんな家庭で育ちました。 田舎の家に行けば、「女性や子供は台所や床(とこ)の間で食事をし、男性は大広間でお膳を囲う。そして女性たちは、男性のためのためにお茶を立て、広間へ運び接待をする」そんな環境でした。子どもながらに強烈に男尊女卑を感じ、同時に、自分の中に非常に強い感情が沸き上がるのを感じました。
そして同様に、LGBTQである私自身が、「LGBTQだから」という理由でも多くの差別を受けてきました。

17歳の時ピースボートの世界一周の旅することとなり、そこでは、紛争地域、難民地域、貧困地域、地雷原地域、強制収容所など、一般の旅行ではなかなか訪れることのできない地域へ行き、現地の人々と交流することで、たくさんの学びを得ることができました。
貧困や紛争の中にも、家族があり、愛があり、笑顔がありました。
私は、日本の電車で座って暗い顔でスマホをぼけーっと眺めている日本人に、愛と笑顔を取り戻したい!とそのとき強く思ったのです。そして、世界中のすべての人を豊かで幸せにすることで、世界から貧困や争いをなくしたいと考えました。

仕事へのこだわり

私たちの運営するお金の大学、MANEHAPIでは、「お金がないから」とか、「親が教育に興味がないから」とか、「自分は外国人だから」とか、「障がいがあるから」とか、「LGBTQだから」…などなど、さまざまな理由をつけて、教育を受ける権利や、お金のことを学ぶ権利を諦めてほしくないと考えています。
「人生100年時代」と言われ、多くの人が100歳まで生きるようになったこの世の中を生き抜くためには「学び続けること」。そして「お金の知識や経験があること」というのはとても大切なことなのです。
私たちは、「どうしたら、世界中のすべての人を豊かで幸せにすることができるか?」ということについて、日々、真摯に考えています。

若者へのメッセージ

わたしは、まさに「女の子」であり、「お金のない家庭」で育ち、「LGBTQである」という3つの壁を乗り越えて、自分自身でお金について学び、お金と上手く付き合うことで、10代で日本や世界を一 周したり、海外へ留学をしたり、そして、大学院を卒業することができました。
私たちが皆さんに対してできることは、皆さんの「金融商品を自ら選択する力を養うお手伝いをすること」です。そうして、チャンスが落ちてきたときに、それをいつでも掴み取れる状態になっていてほしいと心から願っています。
このMANEHAPIを運営するMoney Atriumという社名には、「お金の玄関・広間」といった意味があり、「私たちとの出会いが、皆さんの豊かで幸せな人生を送る入り口となってほしい」そうした想いが込められています。
皆さんと一緒に、この人生100年時代を学び続け、生き抜くパートナーに、私たちを選択して頂ければ、大変嬉しく思います。
これから一生涯、一緒に歩み、学び続けていきましょう。