Ito Keiji

伊藤 啓二

MentorMe株式会社 代表取締役 https://mentorme.co.jp/

略歴

慶應義塾大学理工学部卒業。リクルートでアドテクの新規事業に携わった後、社会課題の現場を見ながら世界一周。シリコンバレー発スタートアップgengoでを経て、Co-founder / COOとして株式会社Selanを参画。
Googleアクセラレータプログラムに選抜され、現在はマネックスグループに参画。2019年からはangle第1号としてMentorMeをスタート。「ゲームチェンジャーを加速することで、世界の進化を加速する」ことを目指して奮闘中。angle第2号として、環境保護事業の立上げを準備中。

現在の仕事についた経緯

幼い時から自然が好きで、「ビジネスで社会課題の解決に貢献したい」と思ったことがきっかけです。ビジネスを学ぶためにリクルートやシリコンバレー発スタートアップなどで修行をしつつ、世界一周で社会課題の現場も見てきました。
実現したい事業が複数ある中で、メンターとの出会いを通じてゲームチェンジャーたちを加速させて、世界の進化を間接的に支援することを目指し、MentorMeを起業しました。

仕事へのこだわり

これまでたくさんのアドバイスをたくさんの方々から頂いてきたので、まとめるのはすごく難しいのですが、いくつか大切にしている考えがあります。

まずは「Big」であることです。日々仕事をしていると、辛いことも、気になることも、悩み事もたくさん出てきます。そんな時は「死ぬ時に振り返って、後悔しないのはどちらかな?」と自問する様にしています。
例えば、人間関係で悩んでいても、そんな視点で考えると、「これはきっと将来笑い話として、相手と話しているだろうな」なんて思って、自分でくすっと笑ってしまう時があります。

また、クライアントとの事業提携などを考える時に、「自社を採用してもらいたいけど…相手目線で考えたら、他社の方が良いのでは?」と思った時も、「死ぬ時後悔しない」で考えると、迷わずにそれをクライアントに伝えることができます。

若者へのメッセージ

まだアドバイスができるほど人間として出来上がっていないのですが、僕自身、最初に悩んだのは、自分が本当に何をしたいのかわからなかったことです。
悩んでいる方も多いと思いますし、それが自然だと思います。僕は16年探し続けてやっと腹落ちしましたが、これから変わるかもしれません。

世界一周もしてみて、先人の本もたくさん読んでみて、世界のほとんどの人が、「自分がこれに人生をかける」を見つけられていないと思います。
それだけ見つけるのが難しいものだから、相当努力しないといけないし、努力したところで約束されているものではないと思います。
それでも見つけるまでとにかくドアを叩き続けることが大事だと、自分自身の経験で感じています。