Iwafuji Noriko

岩藤 典子

エステサロン・エステスクール Vifleur 代表 http://vifleur.com/

略歴

幼少期より看護師になることが夢で、その夢を叶えるも、臨床経験10年で離脱し、エステサロンへ転職。その後、彫刻リンパ®︎というエステの民間資格を取得し、2016年より南青山でオールハンドエステサロン・エステスクールを経営。その他、看護師が働きやすい社会を目指し、看護師のセカンドキャリアを応援する活動をしている。

現在の仕事についた経緯

大学病院(NICU)で勤務している際、疾患のある新生児ケアに携わる事に限界を感じ、離職しました。
その際、エステの仕事に誘われて転職したところ楽しく、本格的に手技を取得しようと思い、彫刻リンパ®︎セラピスト資格を取得しました。また講師の資格を取得しサロン経営をしています。

仕事へのこだわり

技術の向上や知識のアップデートは基本ですが、お客様や生徒さんがサロンに来られた後、身体だけではなく心も軽くなっていただけるよう、心に寄り添うことを心がけています。
看護師の時はモチベーションを上げることが仕事のパフォーマンスを上げることだと考えていましたが、モチベーションは上げるものではないということに気が付きました。
常に自分の心に素直でいられるように『何がしたいか?何がしたくないか?』 自分と対話することを大切にしています。

若者へのメッセージ

私が看護師を辞めた直接的なきっかけは“新生児ケアに向いていない”と考えたからですが、一番の理由は、5年後10年後、また最終的にはどんな人でありたいか?という人生の目的欠如のために起こった結果だと思います。
仕事や人生を通して自分が何者でありたいか?私にはその目的がなかったから、なりたかった看護師という仕事までも好きではなくなってしまいました。
目的なく仕事をし続ける事は苦痛です。1日1日を大切にできるのは目的や目標があるからこそです。そしてそれは自分を大切にすることにも繋がるのだと思います。
もし今すぐにやりたい事や目標がなく、すぐに答えは出なくても、『何をしたいのか?なぜしたいのか?』を自分と対話し続けてみてください。
そのクセはすぐには役に立たないかもしれないですが、何か決断する時にきっと背中を押してくれるものとなると思います。