Iwasaki Keito

岩崎慶人

SLICK株式会社 代表取締役社長 https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131706/13260632/

現在の仕事についた経緯

元々はずっとアパレルをやっていて、飲食店もずっとやりたいという気持ちがありました。
子供の時から母が食とお酒が好きで、私が小さい頃からいろいろな店へ連れて行ってもらっていました。そこで飲食の楽しみを感じていました。その中でタイミングがたまたまあり、物件を紹介されたので、一発やってみようかなと思い、飲食業を始めました。
まずワインが好きだったのでワインは出したいと思っていました。ワインを出すとなると、基本的に洋食が多いので、洋食のコンセプトでいこうと。その中でイタリアンなんかは元々周りにもとても多かったので、見つけたシェフはたまたまスパニッシュだったのであまりいないし、これは面白いなと思ってやってみようと思いました。

仕事へのこだわり

「意味がないことをしない」といつも言っています。
何かストーリーがないとやる必要はないなと思っています。ただ人気だからやるのではなくて、私たちが意味を持って考えた上できちんと出したいということです。あとはあんまり人がやっていることはやりたくないですね。
元々ストリートのカルチャー出身なので、それを前面に出しているのですが、そういう酒場って今まであんまりなかったと思います。ただ模倣しているようなお店というのは基本的にやりたくありません。お酒、内装、かけている音楽、生産者の思い、そういったことを全部繋げられるような場所になればいいなと思っています。

今後の目標

何か直近の目標を立ててそれをクリアしていくようなタイプなので、とりあえず10店舗ぐらいまで飲食は増やそうかなと思っています。
それに伴ってグッズ、ECの販売も力を入れていきたいです。当店で使用しているドレッシングやラー油など、お店で使っているものがあるのですが、そういったものをどこかとコラボして出せないかなと考えて皆さんにお声掛けをしている感じです。
全部うまく広がっていけばその従業員も楽になりますし、その工場が持てるようになるじゃないですか。そうなると仕込みも減りますし、もっと自分のやりたい仕事に集中できるかなと思います。飲食で給料を一番あげられるようになりたいと思っているので、それを目標に頑張っていますね。

若者へのメッセージ

「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますが、とにかく好きと思ったものをとことん突き詰めるのが一番近道ではないでしょうか。
私は学歴も何もないので、カルチャーを突き詰めて生きてきたと思っています。その分人より、そのことに対しては24時間考えています。
何かピンとくる好きなことができたなら、それに他の人よりフォーカスできれば、それが仕事になります。そういったマインドや考え方は大事です。