Kai Minoru

甲斐 実

CGK International School 理事長 https://cgkis.com/

略歴

オーストラリア・カナダ・アメリカ滞在後、広告代理店にて海外展示会業務と国内広告業務の兼務。海外展示会業務においては、海外現場での外国人スタッフ管理統率やクライアント対応を行う。
現職では、CGK International Schoolを横浜に開校し、理事長に就任。幼児から高校までの一貫校構想の実現を目指し、プリスクールとアフタースクールに続き、2023年には初等部の開校を予定している。

現在の仕事についた経緯

海外生活を通して、自身の視野を大きく広げる経験ができたのと同時に、世界というものをより身近に考えるようになりました。改善されるどころか、日々悪化しているようにも思われる世界の諸問題は、遠い海外の話のようで、実はすぐ身近に迫っていることも少なくありません。

そこで、教育が重要になります。教育で実現される前進は、たとえ少しずつの歩みではあっても、世界の諸問題を根本的に解決する希望は、教育であると信じて疑いません。
幸せで豊かな人生を送るために必要なのは、当然、特定の一つのスキルではないわけで、全人教育を通して、本当の意味での国際人を育めるような、そんな環境を提供したいと考え、横浜にCGK International Schoolを開校しました。

仕事へのこだわり

信頼関係を築くことを重視しています。そのためには、ごまかさず、素直で誠実であることが重要だと考えています。
インターナショナルスクールでは、生徒の安全を守ることと、良質の教育を提供する責任を負っています。大きな責任を伴うからこそ、大事なことに目を背けながらごまかしていくことは、重大な事故につながることすらあります。

職員へのケアも重要です。保育業界は薄給であり、保育・教育業界ともに過酷な労働環境であるところが珍しくありません。また、キャリアアップは、施設内での昇進のみであることが多く、閉鎖的な環境ですので、向上心のある職員の希望を必ずしも満たしてあげることができません。

そんな中、当校CGK International Schoolでは、職員の給与条件や労務環境を見直し続け、また、事業の展開をはかり、職員に対して様々なチャンスを与えられる環境の構築を進めています。広い視野や様々なスキルが求められる教育者だからこそ、それに見合った待遇をするだけでなく、成長や挑戦ができる環境であることが重要であると考えています。

若者へのメッセージ

地道に積み重ねていく努力が実を結ぶのは、随分先であり、一朝一夕で成し遂げられることは無いかもしれませんが、裏を返せば、何か大きなことを成し遂げたいのであれば、始めるタイミングは今しかありません。
クリティカルシンキングで物事をしっかりと見つめ、思考と行動を止めず、一分一秒を大事にして日々成長を続けていけば、明るい未来がきっと待っていることと思います!