フェリス女学院中学高等学校卒業後、渡米し米国バークリー音楽院に入学。最優秀(Summa cam Laude)で卒業後に帰国し、英会話講師、渉外弁護士秘書等の仕事を経て2014年に親子英会話のビジネスで起業。8年間で1400人以上のママたちに親子英会話を届け、50名以上の英語講師を育成。年商4000万円を実現。2022年からママ起業家のためのリベンジ起業塾を主宰。
略歴
現在の仕事についた経緯
“ママみたいになりたい!”
当時3歳だった娘の一言がきっかけで、高校生の頃から抱いていた“感性豊かに、個が輝くミライの橋渡しをしたい”という夢を叶えるため、8年前シングルマザーになったタイミングで、ダブルワークの形で起業をしました。
まずは、起業1本で売上を安定的に伸ばすことと同時に、家族との時間を大事にすることにこだわってきました。正直、起業塾での学びを全て行うとなると時間に追われる。たとえ言われた通りに全てやっても、うまくいかない。相談したくてもなかなか機会がない。何を相談したらいいのかすらわからなくなる。何が問題なのか、何をどうしたら良いのか、なかなか自分で考えて進めることができず、とにかくがむしゃらに動いて動いてなんとかして売上を立てる日々を過ごしてきました。
その中で、迷わず動くための“起業のコンパスと地図”を自分なりに見つけることができたことで、1日のシゴトは6時間、家族との時間を大切にしながら、月商4000万円を実現することができました。
この8年で、多くのママ起業家さんと出会う機会がありましたが、人一倍想いはあるものの、ほとんどの方々が同じように、時間に追われ、悩み・迷いながらタスクをこなしてもなかなか成果に繋がらない、精神的にも辛くて家族との関係もギクシャクし、自信をなくして挫折していく人をたくさん見てきました。
「感性豊かに、個が輝くミライ」をママ起業家たちに手渡していきたい!そんな想いが積もり積もった2022年、ママたちにもこの“起業のコンパスと地図”を渡して、悩まず、迷わず、月商50万円を安定できるママ起業家を育てる起業塾をスタートしたのです。
仕事へのこだわり
私は、仕事において、3つのこだわりがあります。
1つ目は、“誰よりも無知な姿勢で学び、誰よりもプロとして人前に立つ”
2つ目は、“変化を思いっきり楽しめる人になる”
3つ目は、“コントロールできることだけコントロールする”
この3つは、全て私の失敗や経験から生まれたこだわりです。
私は以前、学ぶ機会が増えれば増えるほど、「それ聞いたことある」「もう知ってる」と思って、集中せずに薄っぺらい学び方をしてきていました。そして、いきなり聞かれたら答えられない!必要な場面で全然理解していないことが浮き彫り!“なんちゃって知識人”のような状態だったのです。勉強会への参加の姿勢や、時間の使い方を、ひどく反省しました。
だからこそ、学ぶときは、“誰よりも無知な姿勢で学び、誰よりもプロとして人前に立つ。”と決めたのです。ちなみに「誰よりも無知に」この姿勢は、実は子育てでも大いに活躍してくれています。
次に、変化についてですが、元々、学生の頃までは、枠にはめられるのもイヤ、みんなと一緒はイヤ、同じルーティンを続けるのはイヤ!人とは違う、いつもと違うことができるならやる!くらい変化を楽しんでいたのです。しかし留学から帰って就職し、結婚し、出産し、気づけば枠の中で生きることが「当たり前」になってしまい、そんな自分がイヤでたまらず、笑顔すら消えるような生活を送っていました。
そこにピリオドを打ってくれたのが、娘の「ママみたいになりたい」の一言だったのです。変化を楽しめる子になって欲しいからこそ、背中を魅せる挑戦を始めました。
最後のこだわりは、私の幼少期からの経験全てが詰まっています。コントロールできないことをくよくよ悩んでも、時間の無駄だ!と思い知らされるタイミングが幾度とありました。
特に9.11テロ事件。飛行機が離陸したボストンに住んでいました。学校はしばらく閉鎖、友達とも音信不通、身近な人も行方不明、大学院の道も閉ざされる…。思い描くことができる最悪のシナリオをはるかに超える現実を突きつけられました。「なんで私がこんな目にあうの…?」と悔しい思いをしましたが、実力や財力、そんなこととは全く関係ないところで人生が動いていくことを知ったのです。だからこそ「自分にできること」は最大限やる!それは私の責任だ!と決めて動くことができるようになりました。
挫折や失敗した経験は、その時はとっても辛く悲しかったですが、全てが今はバネとなってくれています。
若者へのメッセージ
“たくさんの「人」に出逢おう”
人は人で磨かれる。私はこの言葉を信じています。
今のあなたが知ってる世界はあなたが今まで出会ってきた人たちが見てきた、やってきた、聞いてきた、そして信じてきたものから作られた世界。
その世界がせまくて、退屈で、違和感だらけで、居心地が悪いのは決して悪いことじゃない!
だって、その世界はあなたの世界じゃないから。
だけど、文句を言ったり反発するだけで結局今の世界の中に留まるなら何も変わらない。
たくさんの「人」に出逢って世界を広げる挑戦をしてみない?
忘れないで欲しいのは…その挑戦を、悪気なく「無理・無駄」ってカンタンに言う人は大勢います。
挑戦するあなたを良かれと思って叱って止めに入る人もびっくりするほどいます。
だけど人の挑戦を応援しない世界には私はこれっぽっちもドキドキしないです。
もっと、自分が「これだー!」って思えるまで世界を広げる旅に出て欲しい。
私はそれを思いっきり応援します。
狭苦しい世界、終わりにして自分の世界探しを!
その一歩として、たくさんの「人」に出逢おう。