Kato Takaki

加藤 恭己

t-com office 合同会社 代表 https://t-comoffice.com/

略歴

2015年にネット専業代理店に入社し、様々な媒体社の広告商品設計、販売戦略を支援。
2016年からはグループの大手総合広告代理店のLINEアカウントセールスチームに異動し、ナショナルクライアントへのLINEアカウント導入を促進。
2019年に帰任し、SNSアカウント運用チームの立ち上げに参画。
2021年10月にt-com office 合同会社を設立。SNSアカウントのコンサルティングからデータ分析、業務効率化の支援を企業規模問わずサポートしている。

現在の仕事についた経緯

元々ネット専業広告代理店に新卒で入社し、そこでメディアの広告枠の売買やSNSアカウントコンサルティングの仕事をしていました。主に日本中に名の知れた企業様の案件を担当していたのですが、自分の性分的にもっと小・中規模の会社に対して貢献したいと考えるようになりました。
新卒3年目くらいでざっくりそう思うようになり、小さい頃からなんとなく社長になってみたいなという思いもあったので、自分で会社を作るための準備をコツコツしてきました。例えば、準備金を貯めたり、直接業務に関係ない資格を取ったり、いろんな本を読んだりセミナーに出てみたりといった具合です。

仕事へのこだわり

やりたいと思ったら手を出してみる、という事はずっと心掛けてきたと思います。
例えば、新卒入社半年くらいのタイミングで、「自分主導のプロジェクトを持たせてくれないか?」と上司に相談してやらせてもらったり、会社が正式に定めたものじゃないサービスを売ったり、他部署管轄のプロダクトを勝手に値引きして売ったり、目の前の誰かが喜ぶ事を想像して、その場でやりたい・やらなければと感じたら行動するようにしていました。
それ以外にも自分の能力が低いと感じたデータ分析に関しては、一度クライアントから怒られた経験を糧に、1年程かけて統計検定2級を取得しました。瞬間的に行動するだけじゃなく、必要に応じて継続的な取り組みもしていたように思います。

若者へのメッセージ

そのままでいいと思います。
私は仕事が好きな方の人間です。何か自分のした事で社会や誰かの役に立てるということは、自分の生活に必要だと実感しています。
しかし、仕事で落ち込むこともあります。それは顧客や同僚、会社からの反応が期待していたものと違った時です。「自分は貢献できなかったのか?」と考え込むことがあります。これは新卒から長い間自分を苦しめてきたものでした。
でも、自分で会社を興して「自分で自分を評価する重要さ」に気づきました。誰かの反応に応じて自分の感情を揺さぶられるのは、言ってしまえば「誰かに合わせて生きている」のと同じ事だと思います。「自分の人生は自分で生きたい」そう思ったのかどうかわかりませんが、自分で会社をやり始めてから、自分で自分の評価をするようになりました。
仮に相手の反応が悪くても、自分が正しいと思った行動には後悔しないようにしています。
誰かが言っていたのですが、「配慮はするけど、遠慮はしない。」その言葉で自分を励ましながら、最終的になんだかんだ自分軸で行動した方が上手くいってる気もします。
なので、誰かに合わせて生きるのではなく、自分の人生を生きてもらえれば良いのかなと思います。