Kawasaki Jun

川﨑 淳

アム株式会社 代表取締役 https://umu-inc.com/

現在の仕事についた経緯

学生時代よりアート系イベントの主催を行い、人が集まり楽しめる空間の企画・演出を行っていました。慶應義塾大学卒業後は、イベントを継続するために、自らの空間を持つべくカフェオーナーとしての独立を目指し、京都のカフェ店長として、店舗マネジメントや集客プロモーション、人材育成を学んでいました。その中で、人を集めるための仕掛けやマーケティングの面白さやデザインの力に魅了され、デジタルを使った集客プロモーションやマーケティング、デザインを追求するためにWebデザインの世界へ飛び込み、現職に至ります。

仕事へのこだわり

常に目的から考えるようにしています。
我々の仕事の最終的なアウトプットはデザインですが、どう作ろうか?を悩む前に、なんのために作るのか?を突き詰めます。
そのために、まず大事にしているのが課題の特定ですね。クライアントが課題に思っている部分が実は本当の課題でないこともあります。
表面的な課題をもぐら叩きのように1つ1つ潰していくのではなく、根本的な原因をつきとめて、その解決にリソースを集中させるべきだと考えます。

課題が見えてくれば、どう作るか?の前に、何をすべきか?を考えます。
その解決策が我々の事業領域内でできることであれば、全力で企画提案をしますが、Webでやるべきではないと判断すれば、ご依頼はお断りし、Web以外のご提案をします。

依頼をいただければ我々の仕事になり、売上はあがりますが、クライアントのビジネス的な成果にならないのであれば、やる意味もありません。
常に、目的から考え、意味のあるアウトプットをすることにこだわり続けます。

若者へのメッセージ

まずはやってみなはれ。
やる前にリスクばっかり考えて頭でっかちになったり、やってもないのにできた気になったりして、アクションしないことが成長の一番の機会損失です。自分の足で動いてやった経験が、人として、ビジネスパーソンとしての血肉になると思います。

経験した人からすれば、自分が通った道で痛い目にあったことがあれば、それは避けてほしいと願い、「やめておけ」と言います。でも、まだ道を歩いてもないのに、決めつけられるのはまっぴらですよね。僕もそうでした。
なので、思ったことは若いうちにどんどんやればいいと思います。失敗なんてものはありません。成功するまで続けてみてください。