Kawasaki Junichi

川崎 純一

オンザマーク合同会社 代表 https://kawasakijunichi.com/

略歴

神戸大学大学院修了後、人材ビジネス企業に入社。BPRコンサルティングをフックとしたHRソリューションにより、クライアントへ貢献。外資系金融機関よりヘッドハンティングを受け、その後セールスにて数々の表彰を獲得する。新規事業立上や経営企画など数々のプロジェクトを歴任する一方で、自ら企業コンサルタントとして組織再生に携わる。大手システム会社営業を経て、2013年に独立。

現在の仕事についた経緯

40歳が迫ってきて、無性に怖くなりました。当時大手システム会社で働いており、世間体も年収も良かったのですが、「このままこの会社で定年を迎える人生で良いのだろうか?」と思っていました。
歳を重ねるにつれて、チャレンジするのが怖くなるし、今チャレンジしなかったら、人生後悔すると思ったので、思い切って会社を辞めました。でも、何をして良いのか全くわからなく、心にぽっかり穴の空いた状態だったと思います。
自己投資をして、自分と向き合うことで、やっと自分軸を取り戻せました。そして、自分と同じ悩みを持った人が居るはずだと思い、それを解決しようと今の仕事に至りました。

仕事へのこだわり

若い頃は、やり方を知りたいと思っていました。やり方さえ知ればできると思っていました。未熟でした。今は、在り方やマインドセットの方が遥かに重要だと実感しています。

ミス・ユニバースの候補者の方のメンタルトレーニングに過去4年間携わらせて頂きました。ビックリすることに、外見的にとても美しいにも関わらず、自信がない方が多かったのです。
日本において危惧されることの一つに、子どもから大人まで一人一人の「自己肯定力」の低さがあると考えています。「自分は価値のある人間だ」「自分は愛される存在だ」「自分は生きている意味がある!」と心の底からそう思えることが、悩みから開放され、幸せな人生を歩むベースになると思います。そこにどれだけ多くの人に気付いてもらうか、それが私の使命の一つだと考えています。

在り方やマインドと同時に重要なのが、生き方です。ここでいう生き方とは、人生の目的・志を明確にすることです。この人生の目的・志無き人生は、人生の迷子になります。自分がどこに向かって生きているのか、明確にしておかないと、ただ流されて生きてしまうことになります。どんなに周りから見て悩みが無さそうにみえても、「私の人生本当にこのままでいいのだろうか?」と悩むことになると考えています。

この生き方、在り方、やり方の3つのベースがあって、初めて前に進めると考えています。

若者へのメッセージ

「自分の人生は、自分で創造する。」ということを念頭において生きてください。あなたの人生のコントロール権は、だれが握っていますか?9割の人は、「自分以外の誰かの」人生を生きています。
人間は、過去からいろんなことを選択しています。その選択の連続で今があります。その選択基準は、人間の無意識に刻み込まれています。あたかも自分で選択しているかのように見えて、実は過去から、ご両親の影響、学校の先生、テレビなどの影響を受け、あなたの中にできてしまった当たり前で選択してしまっています。もっとわかりやすく言うと、「親を悲しませてはいけない」とか「親の言うことは絶対」のようなことが当たり前になっている人は、選択基準が自分ではなく、無意識に「親」になってしまっているということです。
あなたの人生のコントロール権は親が握っていて、自分が人生を選択しているのではないということです。自分の人生のコントロール権は、しっかり自分で握り、本当に自分の望む人生を歩むことが、幸せにつながると考えています。たった一度きりの人生です。後悔のない人生を。そして、人生はいつでもリセットできる。再度あなたの人生の位置について!