Kimura Shono

木村将之

株式会社BALLAS 代表取締役 https://www.ballas.biz/

略歴

2014年に総合商社・双日株式会社へ新卒入社。金属・資源分野の輸出入、事業投資、事業会社の経営支援に従事し、金属3Dプリンター事業の海外展開のため、欧州へ赴任。歴史ある産業に新たなテクノロジーを持ち込む社会的意義を認識し、製造業スタートアップでの経営企画責任者を経て、2022年2月に株式会社BALLASを創業。

現在の仕事についた経緯

BALLASは施工会社様向けの部材調達事業を行っている建設テックの会社です。元々父親が建築士で、幼少期から施工現場を訪れるなど建設業界は身近な存在でした。広い目線を持って生きたいと思い、商社で働く中、建設業をはじめとする歴史ある産業には未だアナログな慣習が多く残ることを知り、テクノロジーの力でより大規模・効率的に取引される仕組みをつくりたい、自身の原点である施工現場をより良くしたい、そう志した次第です。

仕事へのこだわり

座右の銘でもある「着眼大局、着手小局」は双日での仕事を通じて身に付きました(叩き込んでいただきました)。広い視野で物事を全体的に大きく捉え、要点や本質を見抜くこと(着眼大局)、取り掛かる際は、細部まで想定し、具体的に実践していくこと(着手小局)。世界情勢を把握しつつ、契約書の一文字まで詰める商社マンの極意として捉えていましたが、商社を退職した後も自身のスタイルになっています。

加えて、会社を経営する立場になり、社内外の方々と一緒に仕事を進めるスタイルが、商社時代よりも更に顕著になりました。「建設業を最適化し、人々を幸せに。」という使命を、関係者の方々と協力しながら全うしています。

若者へのメッセージ

今この瞬間を一生懸命、謳歌しながら生き続けて欲しいと思います。私が18歳の時に高校の親友が病気で亡くなりました。身近、且つ同年代の不幸は初めてでしたので、大きな衝撃を受け、「死」を強く意識するようになった出来事です。

一個人がいつ亡くなるかは誰にもわかりません。しかし、今この瞬間を自分なりに一生懸命、謳歌して生きるという選択は誰もが出来ることです。何をしたらいいかわからない、どうやればいいかわからない、色んな悩みがあると思いますが、悩んで生きられるだけでも幸せです。

一度きりの人生ですので、後悔しないように、今この瞬間を一生懸命、謳歌しながら生き続けて下さい。