Kishiro Akisuke

木代 晃輔

株式会社ウィズハート 代表取締役社長 https://withheart.jp/hoken

略歴

早稲田大学教育学部卒業。新卒にて国内損害保険会社に入社。保険商品開発部勤務を経て、2007年に独立。保険業界向けのWebサイト制作のほか、2012年に開始した保険代理店事業では全国からの保険相談に対応。

現在の仕事についた経緯

新卒で入社した損害保険会社では、保険商品開発業務に従事しました。保険商品がどのように作られているか、どのように役立っているかを学ぶことが出来ました。

そして損害保険会社を退職してからは独立しまして、保険業界に特化したWebサイト制作サービスを開始しました。それからは保険会社や保険代理店のWebサイトを作ってきたのですが、制作を続けていると自社でも保険販売にチャレンジしたいという気持ちが湧いてきまして、10年ほど前に保険代理店事業を開始しました。

「保険ウィズ」という保険情報サイトを作りまして、主に、妊婦さん向けの医療保険・糖尿病をお持ちの方向けの保険・海外旅行保険を中心に、保険販売を行っています。

仕事へのこだわり

保険というのは目に見えない商品だからこそ、心が大切だと思っています。
保険は「みんなが少しずつ保険料を出し合って、本当に困った人に保険金を届ける」という仕組みで成り立つもので、保険金をお届けするお客様は様々な苦境に立たされている方が多いです。
金銭面については保険金でなんとかカバーすることが出来ても、心はそうはいきません。だからこそお客様に心を持って寄り添い、保険以外の面でも困ったときに力になれる存在・味方であることが大切だと思っています。
これが保険の仕事をするにあたっての私の信念です。

特に昨今は新型コロナの流行があり、私が保険販売をしている妊婦さんや糖尿病有病者の方は新型コロナ感染をすれば重症化しやすいと言われています。これまでよりも精神的な影響が多く出やすい時期となっているため、万が一の際には保険の力や心のサポートが大切です。
実際に保険金をお届けしたお客様からは感謝のお言葉を多くいただけていて、仕事において心を大切にすることがいかに重要かを強く実感しています。

保険の仕事は、いい加減な気持ちで取り組んでしまえば、「お客様にメリットの少ない保険を売ってしまう」「保険を売ったら終わりで、その後の連絡は一切しない」ということが起こり得てしまう仕事です。しかし真剣に取り組めば、これだけ人に寄り添って心を大切にする仕事は他にはないと思える仕事です。

保険は売って終わりではなく、そこからがお客様との関係の始まりです。保険にご加入いただくとき、保険を継続されるとき、保険金をお届けするとき。どの場面においても心を大切にし、「木代さんに保険をお願いして良かった」と言っていただけるよう、信念を持って保険の仕事に取り組んでいます。

若者へのメッセージ

歳を重ねるほど、どれだけのことを経験してきたかの大切さを実感します。「若い時の苦労は買ってもせよ」という言葉がありますが、納得できる部分が多いです。
そして特に大切なのが、自分から動いて得られた経験であるということ。私自身も常に勉強中の身ですが、熱中して取り組んだものが多いほど経験値は大きく、成功よりも失敗からのほうが学べるものが多いように感じます。
若い方の一番の武器は「人生においての時間がたくさんある」ということ。
仕事に限らずプライベートや趣味においても、挑戦・失敗を重ねながら大きな成功に向けて頑張っていただきたいと思います。