石川県加賀市出身、在住。
19歳で地元観光地用の土産菓子の製造(最中)を独自に始め、1968年法人化し製造工場も拡張、土産菓子製造業を成功させる。
1977年には九州製菓株式会社を熊本県大津町に設立。
1987年、石川県加賀市に日本初の、店内から菓子工場見学できる「御菓子城加賀藩」をオープン。材料と製法と「できたて」にこだわった菓子の製造直売を始め、大人気施設に成長。
1995年に熊本県誘致企業として株式会社阿蘇ファームランドを設立。「高原の菓子工場」「大自然の中の健康施設」をヴィジョンとして明確化する。
同年4月14日、国立公園の中の健康施設「阿蘇ファームランド」を開業。初年度120万人来場。阿蘇ファームランドは、450棟のドーム型宿泊施設など、新施設のオープンと施設のリニューアルを次々と繰り返す。
熊本地震とコロナ禍の前のピーク時は、年間来場者400万人に達しており、2015年、さらに健康施設を極めた「一般社団法人 日本健康増進学術機構」監修による滞在型健康増進施設「大自然阿蘇 健康の森」がオープン。
「根っこが見える」と「健康」をテーマに、断熱性が高く堅牢な特殊発泡ポリスチレン製ドームハウス、植物工場の開発、健康食品開発、健康菓子の製造販売など、独自のアイディアに基づいた様々な事業をグループにて展開。
特殊発泡ポリスチレン製ドームハウス専門の会社としてジャパンドームハウス株式会社を2004年に設立。これは世界初の事業であり、国際特許も取得している。
(ドームハウスは樹脂系の建物として初めて国土交通大臣認定を取得している。耐震性・断熱性に優れ省エネでありSDGsの先駆けともいえる。耐震性としては2016年の熊本地震で震度7の中、450棟のドームハウス宿泊施設において被害ゼロであったことにより証明されている。)
略歴
現在の仕事についた経緯
加賀市で事業を営んでいた「菓子製造工場」を熊本県に開設後、熊本県の要請を受けて、阿蘇地域の観光をより盛り上げていくために「阿蘇ファームランド」を開業しました。
仕事へのこだわり
熊本地震による被害からの復興を終え、またポストコロナの時代を見据え「健康」「自然環境との共生」という今までの方針に間違いが無かったことを確信し、さらに邁進し続けており、現在もグループ会社すべての代表取締役は現役です。
更に現在はドームハウス内での屋内農業(世界初の完全閉鎖型人工光による有機無農薬栽培の実現)の開発に尽力しており、世界レベルでの食糧危機に対応できる技術開発に邁進しています。
日本国内では、特殊発泡ポリスチレン製の「農業ドーム」を農地に無申請で建てる許可と、国内農業振興に役立てるよう3省(国土交通大臣・農林水産大臣・経済産業大臣)の大臣からお墨付きを得ています。これも日本で初めてのことです。
若者へのメッセージ
健康は若いうちから作っていかないといけません。
人間の身体は自分が食べるものから作られており、年を取ってから健康を気にしても遅いことがあります。平均寿命が延びているからと言って、今の若い人が「健康に長生き」できるとは限らないのです。(医療の力で長生きできるかもしれないですが…)
ということは、若い人は若いうちから自分の健康に(特に食べ物に関して)気を付けていくことも必要ですが、さらに自分の子育てのことも考えていくことが重要です。食育も大切なのです。また、食について教えることも、健康で安全なものを食べさせて育てることも重要です。
子育てについては、運動や知能面から見た「はったつ」や「適性」についても重要です。幼児期からこどもの発育状況についてしっかり確認して適性を伸ばしてあげないといけません。そのために、幼児チャレンジ館を作り、さらに幼児期からの運動と知能を測定して、発育状態を把握する施設開発を進めています。
さらに一歩進んで、子供の適性(将来なるのに向いている職業など)の方向性を指し示す全く新しい施設開発を一般社団法人 日本健康増進学術機構の専門家の先生たちとともに進めています。若い人もぜひ、これまで誰もやったことがない新しいことにチャレンジシしてください。