Kitahara Naoki

北原 直樹

株式会社 青電社 代表取締役 http://seidensya.biz/

現在の仕事についた経緯

先代が母と再婚した事が元々のきっかけです。ただ、当時は縁故採用にネガティブなイメージしかなく、好きではなかったため、何度も断っていました。
ただ、それでも先代は私を誘い続けてくれて、ある時「今登山で言えば五合目あたりに会社がある。最初から登るより自分がやりたい事をするのに登りやすい。」と言われた事に大変感銘を受けて、入社を決意しました。
青電社で仕事を続け大きくしていく中で、「自分のやりたいことが見つかったら青電社を使ってやっていけばいいのだ。0から始めるより5合目から始める方が早いのではないか。」と思ったことが一番のきっかけかもしれません。

仕事へのこだわり

縁故採用だったので入社当初は人の2倍では当たり前、3倍やって認められると思って取り組んでいました。辛い事やしんどい事ももちろん多かったですが、「社長になる」という夢を持っていたからこそ乗り越えることが出来たと思っています。

経営者となった今は、社員が最大限に自分の能力を発揮できる場を作ることを大事にしており、社員の想いに寄り添うことに繋がるものはやっていきたいと思っています。
屋上にテラスを作ったり、社内にマッサージチェアを設置したり、キッチンカーでランチをプレゼントしたり…いかにして全員が最高の状態で仕事を行える環境が作れるかを考え、社員の意見も汲み取りながら一緒に創り上げています。

また今後、会社が伸び続けていくためには、若い人材の力が必要不可欠だと確信しています。
これからの世界の変化の波を乗り越えられるのは彼らの力があってこそです。
そのために我々のような地方の会社でも、しっかりと「若い人材の育成」に目を向け、教育制度や社内環境を整えていく事が、会社を伸ばす一番の投資だと考えています。

若者へのメッセージ

今ある時間を大切に、価値あるものにしてください。

「少年老い易く学成り難し、一寸の光陰軽んずべからず…」
中国の有名な儒学者の言葉ですが、“少年の時は時間がまだあるからいいやっと言っていたが、気がつくと年をとり後悔する。だから時間を大切にして勉学に励みなさい”というメッセージです。

若い時は、1日・1年が長く感じることが多いと思いますが、年齢を重ねるごとに時間はあっという間に過ぎていきます。
それは若い時は「生活にトキメキ」があるので心が充実感で満たされ、自然と時間を大切にしていくからです、この感覚を大人になっても社会人になっても忘れないで欲しいです。変化することを恐れず、楽しむ事を忘れないでください。

時間は有限です。
夢や目標を持って、大切に自分の成長を先行して努力して下さい。