Kodato Mitsuru

古田圡 満

一般社団法人 AMA terrace 代表理事 https://amaterrace.or.jp/

略歴

監査法人を経て、昭和58年1月独立。現在340名(グループ全体で430名)の税理士法人古田土会計の代表社員。
令和3年度の古田土会計のみでは年商20.8億円、経常利益3.4億円、自己資本比率90%の優良企業。営業なしの口コミだけで年間150件以上の新規開拓を続けている。グループ全体で3,600社を超える顧客を有し「日本中の中小企業を元気にする」を使命感とし活躍中。
税理士業界では注目の会計士で商工会議所、銀行等各種団体の講演多数。また同業者に経営の手法も指導している。特に社員のモチベーションが高く、「たけしのニッポンのミカタ」や「めざましテレビ」「ワールドビジネスサテライト」でも古田土会計の朝礼、挨拶が紹介された。
平成25年度経済産業省の「おもてなし企業30選」に会計業界としては初めて選出される。障がい者雇用にも積極的に取り組んでおり、平成27年5月厚生労働省より精神障がい者等雇用優良企業に認証される。平成28年には、経済産業省より「新ダイバーシティ経営企業」に選ばれる。

現在の仕事についた経緯

私は茨城県立水戸商業高校出身なので、公認会計士になるために法政大学に入学し、卒業した翌年に合格し、監査法人に入社しました。
公認会計士として上場会社の監査をしていましたが、監査は相手の会計上の問題点を発見することが仕事なので、この仕事は私には向いてないと思いました。人に喜ばれる仕事がしたかったのです。
そのため、監査法人を辞めて、税理士として独立しました。税理士は税金の計算はしますが、損益計算書や貸借対照表の説明をしていませんでした。私はわかりやすく数字を説明することを心がけました。
会計は経営の役に立たなければ意味がないと思い、税金の申告は財務会計、会社経営は管理会計でやるべきと考え、月次決算書と経営計画書の指導を中心としたサービスを提供し、社員が総数430名の日本で有数の会計事務所に成長しました。

仕事へのこだわり

仕事は何のためにするのか、誰のためにするのか、それが『使命感』や『志』です。
私達、古田土会計の『志』は、『日本中の中小企業を元気にし、そこで働く社員と家族を幸せにする』ことです。そのための道具として、古田土式月次決算書と経営計画書の指導があります。
会計事務所の仕事は、一般的には税金の申告です。税金の計算には法人税、所得税の決算申告と相続税等の資産税申告がありますが、私達はこれに加えて、月次決算書により毎月お金の儲け方とお金の残し方の指導をしています。
古田土式月次決算書は我が社独自の商品で、主な内容は、売上等の年計表・未来会計図・月次推移変動損益計算書・累計の貸借対照表・累計キャッシュフロー計算書・資金別貸借対照表です。いずれも同業者が提供していない商品ばかりで、差別化されているために毎年150件~180件の新規顧客が増え続けています。
お客様の経営がよくならない限り、また、赤字なら税金を計算してもお客様に喜ばれません。会計事務所は税金計算だけでなくお客様の経営を会計からサポートすべきです。その道具が月次決算書と経営計画書です。
会計が経営の役に立たなければならないので私達は決算のみの財務会計ではなく儲かるため、お金を残すための会計である管理会計を中心とした仕事をしています。損益計算書(P/L)、貸借対照表(B/L)の目的を明確にお客様に説明し、この目的を達成するための古田土会計独自のB/S、P/Lをお客様に提供しています。

また、経営は『人づくり』という考えです。そのための道具として、古田土式経営計画書があります。経営計画書の1ページに経営の目的は、『社員と家族を幸せにすること』、手段として『会社は持続的に成長しなければならない』と明記しています。
私達は『人を大切にする経営』を実践しています。人を大切にする経営を経営計画書という道具を使って、日本中の中小企業に広めるのが私の夢です。

そしていま、「一般社団法人AMA terrace」という士業・専門家によるプラットフォームのプラットフォームを、みらいコンサルティンググループ等ともに共同で設立し、活動を開始しました。
“AMA terrace(アマ テラス)”という名前に込められた意味、それは「AMA=Ask me anything(何でも相談してください)」「terrace=テラス(共領域)」です。
日本の99.7%は中小企業であり、ここを元気にしたい。そして、そこで働く従業員の賃上げを実現したいと考えています。一方で、特に地域において、中小企業へより良いサービスが届いていないので、士業などの専門家が、全体最適思考で新たな価値を創造し、日本の津々浦々の企業に最良のサービスを届け、地域社会への貢献に尽力して参りたいと考えています。

若者へのメッセージ

会社の売り上げや社員数の基準で『いい会社』と『悪い会社』があるのではありません。いい会社とは、会社は何のためにあるのか、誰のためにあるのかを理念として明確に定義し、実践している会社です。何のため、誰のためにあるのかに『働いてくれる社員と家族の幸せ』『社会貢献』がなければなりません。そして実践していなければなりません。
いい会社の目安として、会社が大切にする順序として、1番目は社員と家族、2番目は仕入先・外注先の社員と家族、3番目は現在及び未来のお客様、4番目は社会的弱者である障がい者・高齢者、5番目は株主です。このような順序で会社経営をしているかです。
会社は株主のもの、社員の人件費はコスト、障がい者は足手まといなので罰金を払っている、社員は働く目的を給与のため、自分中心の利己的な考えで愛社精神がない。こういった考えが、多くの会社の現実です。
私はこのような経営は間違っていると思っています。会社で一番に大切にすべきは、社員と家族、そして社会的弱者である障がい者です。障がい者が法定雇用率の2.3%以上働いている、社員は『利他の心』で会社と仲間のために感謝して働いている、仕事にやりがいと生きがいを持っている。こういう会社がいい会社です。
たった1度の人生、世のため人のためという『高い志』で働けば、幸せな人生になると確信しています。